💬 Design Term ＃デザイナー英語＃英語フレーズ＃ワークショップ – 英語でワークショップのファシリテーション：決まり文句、つなぎ言葉 例文集

プロダクト・デザイナーとして海外で企業を相手とするときはもちろん、社内でもたびたび英語でのでワークショップのファシリテーションを求められることがあります。

今回ご紹介するのは、ブランド・スプリント・ワークショップで使えるファシリテーションの英語表現についてご紹介いたします。

ブランド・スプリント・ワークショップを実行して、企業のブランドのミッション、価値観、ブランドの個性を理解することをゴールとしています。

ブランド・スプリント・ワークショップの一部のアクティビティを混ぜてながら、ワークショップの内容、構成、よく使われる英語のフレーズ、つなぎ言葉などをご紹介したいと思います。

👉リモートでワークショップをする場合は、全員を見るのではなく、まず、特定の人を選び、笑顔でアイコンタクトをとります。これにより、大勢の前に立っている意識を和らげ、緊張感がなくなり、自信を持ってプレゼンをすることができます。プレゼンを進めていく途中で、気持ちが落ち着いてきたら、また、別の人を選び、アイコンタクトをとります。

1. ミーティングの導入

Good morning everyone, thank you for joining this morning.
みなさん、おはようございます。今朝ご参加いただきありがとうございます。

Good morning everyone. Thank you very much for joining the session today. It’s good to see you all here.
皆さん、おはようございます。本日はセッションへのご参加してくださり、ありがとうございます。本日お会いできて光栄です。

Today, we would like to get 1.5 hours of your time for this workshop.
本日は、このワークショップののために１時間半、お時間を拝借したいと思います。

👉注目を求めたい時
Could I have everyone's attention, please? Thank you.
皆さん、それでは聞いてください。ありがとうございます。

2. アイス・ブレーカー

参加者がリラックスして望めるように「アイス・ブレーカー（Icebreaker）」などの簡単なアクティビティーをして、メンバーに自己紹介をしてもらいます。

💡もともとは「氷を砕く道具、砕氷船」の意味から来ている言葉です。

今回は、2度目のワークショップだったので、アイス・ブレーカーはスキップしました。一人だけ新しいメンバーが加わったので、そのメンバーに簡単に自己紹介をしていただきました。

Thanks for having me! I’m a product designer, and I'm looking forward to collaborating with you on the branding work — this sounds like an amazing project.
今日はお招きいただきありがとうございます！ 私はシニア・プロダクト・デザイナーです。ブランディング作業であなたと協力することを楽しみにしています—これは素晴らしいプロジェクトだと思います。ブランディング作業であなたと協力することを楽しみにしています—これは素晴らしいプロジェクトだと思います。

I resonate with your concept and I am passionate about helping people with disabilities and their families.
私はあなたのコンセプトに共感し、障害を持つ人々とその家族を助けることに情熱を注いでいます。

3. アジェンダの紹介

期待される結果を先に述べて、メンバーの意識を高めます。

まずはアジェンダの紹介します。
ファシリテーターは、メンバーの中から、決定者を紹介します。そして先ほど紹介したルールを説明、それからアジェンダ（会議で論ずる事項）を紹介します。

💡アジェンダはワークショップの議題は、基本的に、ワークショップの内容、推進する内容、共通の関心事、目標などに応じて、特定のワークショップで実行する必要がある、主催者が準備するすべてのアクティビティのリストと概要です。

Our main aim today is to understand the brand mission, values and brand personality.
今日の主な目的は、ブランドのミッション、価値観、ブランドの個性を理解することです。


Let me remind you all of today's agendas.
今日の議題を紹介しさせてください。

1. Golden circles 

ゴールデンサークル
You need to know why you’re doing this — The brand foundations are built on what the product name does, how you do it differently and why you do it
.
なぜこれを行うのかを知る必要があります—ブランドの基盤は、製品名の機能、その方法の違い、およびその理由に基づいています。

foundations: 基盤

2. Brand values (prioritising from old research - pick top 3) 

ブランド価値（以前のワークショップでから優先-トップ3を選んでいただきます。）

Understand what the brand should represent, different values would make the brand look, sound, and feel different

ブランドが何を表すべきかを理解し、価値観が異なれば、ブランドの見た目、音、感触も異なります。

3. Top 3 Audiences (selecting from previous work/research) 

3.トップ3人のオーディエンス（以前の仕事、リサーチから選択）

Understand what the main motivations of key audiences are so we can tailor the brand to speak to that

主要なオーディエンスの主な動機が何であるかを理解し、それに話すようにブランドを調整できるようにします

4. Personality sliders 

パーソナリティ・スライダーズ

Align on what the brand personality should convey

ブランドの個性が伝えるべきものに合わせる

5. Brand name (brainstorm)
5.ブランド名（ブレインストーミング）

Kick start naming process together

一緒にネーミングプロセスを開始する

議題の変更点がある場合
💡I'd like to announce a couple of changes to the agenda.
議題の変更点をお伝えします。

4. ディスカッションの開始

Because we have such a short amount of time, shall we just get started?
あまり時間がないので、早速始めましょうか？

Ok, let's get started. 

それでは始めていきましょう。



Alright, shall we begin?
さて、始めましょうか。

5. アクティビティの例・「ゴールデンサークル」

This activity is called the “Golden Circle”. 
アクティビティは「ゴールデンサークル」と呼ばれます。

－　まずは、アクティビティの概要を説明します。

The Golden Circle is an innovative concept.
ゴールデンサークルは革新的なコンセプトです。

It's very inspiring and challenges the status quo at its core for identifying your purpose for what you want to do.
それは非常に刺激的であり、ビジネスでやりたいことの目的を特定するために、その核となる現状に挑戦します。

Most companies have no idea why customers choose their products.
ほとんどの企業は、顧客が自社の製品を選択する理由を知りません。

Successful companies, however, let their customer approach driven by three questions that make up the Golden circle:
the WHY, HOW and WHAT
ただし、成功している企業は、ゴールデンサークルを構成する3つの質問に基づいて顧客にアプローチします。

In general marketing "What" and "How" are often pushed out to appeal to products and services, but people are not attracted to them so much. We need to know why we’re in business.

一般的なマーケティングでは、商品やサービスにアピールするために「何を」「どのように」を押し出すことが多いですが、人々はそれほど魅力的ではありません。 なぜビジネスをしているのかを知る必要があります。

－　細かい内容の説明

The WHAT ring of the Golden Circle represents the products or services a company sells. 

ゴールデンサークルのWHATリングは、企業が販売する製品またはサービスを表します。

The HOW is an explanation of what the company does. In other words, what technology or approach sets you apart from the competition?
HOWは、会社が行っていることの説明です。 言い換えれば、どのテクノロジーまたはアプローチが競合他社と一線を画していますか？

The WHY is about what a company believes in, not about making a profit.
なぜ、利益を上げることではなく、会社が信じていることについてです。

Therefore, inspired and influential companies communicate from the inside out rather than outside in.
したがって、インスピレーションを得て影響力のある企業は、外部からではなく、内部からコミュニケーションを取ります。

－　アクティビティの必要性

When a company has a strong motivation and that motivation shines through, customers will appreciate the product or service more.
企業が強いモチベーションを持ち、そのモチベーションが光るとき、顧客は製品やサービスをより高く評価するでしょう。

And knowing why you're doing business is a very motivating opportunity for you and your team.
そして、なぜあなたがビジネスをしているのかを知ることは、あなたとあなたのチームにとって非常にやる気を起こさせる機会です。

We believe this activity might help us decide on your name, design a logo, and write a manifesto.
この演習は、名前の決定、ロゴのデザイン、マニフェストの作成に役立つと考えています。

The last workshop gave us some insight into what and how you’re giving your services to your users so we've already put them down. In this activity, we want to hear your passion.
前回のワークショップでは、何をどのように行うかについての洞察が得られたので、すでにそれらを書き留めました。 この活動では、あなたの情熱を聞きたいと思います。

－　メンバーに質問を投げかけてみましょう
What kind of world do you want to take your users to?
ユーザーをどのような世界に連れて行きたいですか？

Are there any questions or comments on this?

この点について質問やコメントはございますか？

－　メンバーにヒントを与えてあげましょう

Tell us your beliefs and values. 
It is important that users can empathise.
あなたの信念と価値観を教えてください。 ユーザーが共感できることが重要です。

Talking about what kind of experience you had and how you came to that belief creates more empathy.
あなたがどのような経験をしたか、そしてどのようにしてその信念に到達したかについて話すことは、より共感を生み出します。

Beneath of this artboard I’ve added some supporting examples. We can points to Apple, but companies like Patagonia and Beyond Meat fits the bill.
このアートボードの下に、いくつかのサポート例を追加しました。 Appleを指すことはできますが、PatagoniaやBeyondMeatのような企業がそれに適しています。

参加者に、アイデアを与えるために、ワークショップのアートボードに追加しておきます。

Appleの信念
→ challenging the status quo
Everything we do, we believe in challenging the status quo
現状に挑戦する
私たちが行うすべてのことは、現状に挑戦することを信じています

→ Think Different
the belief that a different way of thinking is valuable
別の考え方が価値があるという信念

Patagoniaの信念

→ Making the best product matters for saving the planet.
地球を救うためには、最高の製品を作ることが重要です。

→ We seek not only to do less harm but more good.
私たちは害を減らすだけでなく、より良いことを目指しています。

→ We embrace risk and act to protect and restore the stability, integrity and beauty of the web of life.
私たちはリスクを受け入れ、生命の網の安定性、完全性、美しさを保護し、回復するために行動します。

→ Our success—and much of the fun—lies in developing new ways to do things.
私たちの成功、そして多くの楽しみは、物事を行うための新しい方法を開発することにあります。

BeyondMeatの信念

→ No matter how small, can have a great impact on our personal health and the health of our planet.
どんなに小さくても、私たちの個人的な健康と地球の健康に大きな影響を与える可能性があります。

→ We believe there is a better way to feed our future and that the positive choices we all make.
私たちは、私たちの未来を養うためのより良い方法があり、私たち全員が行う前向きな選択があると信じています。

→ The positive choices that we make can have a great impact.
私たちが行う前向きな選択は大きな影響を与える可能性があります。

6. アクティビティを開始

Ok, let's get started.
それでは始めていきましょう。

Alright, shall we begin?
さて、それでは、始めましょう。

－　流れを説明します。

Let’s spend 10 minutes and write down your ideas
10分かけてアイデア書き留めましょう。

Each person share ideas the discuss our ideas on why,
At the end of it.
１０分後、一人一人がアイデアを共有し、その理由について私たちのアイデアについて話し合います。

Tom will choose his favourite answer.
それの終わりに、トムは好きな答えを選んでください。

ー　10分後

Ok, let's begin by hearing from Tom.
それでは早速、トムさんからのヒアリングを始めましょう。

Can we hear Amanda’s opinion on this?
この件に関してアマンダさんの意見を聞かせてください。

Amanda, what are your thoughts?
アマンダさん、これについてどう考えますか？

Does anyone have any thoughts?
誰か意見はありますか？

7. アクティビティを終了

We've covered everything about this activity. Is there anything else we need to discuss?
このアクティビティのすべてをカバーしました。 他に付け加えたいことはありますか？

Ok, thanks, that was very productive.
ありがとうございます。とても実りの多いものでした。

As we're short of time, let's move on to the next item on the agenda.
今日はあまり時間がないので、次の議題に移りましょう。

⌛ 時間が押している?

Staying on track 
ミーティングを順調に進める

Let's get back on track.
本題に戻りましょう。

That's a very interesting topic but we don't have time to discuss it today.
とっても面白い議題ですが今日はその事について話す時間がありません。

８. ミーティングを終了する

Before we finish, I'll summarize what we talked about today.
終わる前に、今日話し合った内容を要約します。

So, today we discussed five things.
さて、今日は5つの件について話し合いました。

That's the end of the workshop, thank you, everyone.
これでアークショップは終わりです。皆さんありがとうございました。

9. ワークショップ後のフォローアップ

プレゼンの後に、クライエントに感謝とともに、ワークショップの資料を提供します。

Thanks so much for your active participation in the workshop today, really great outcomes!
本日はワークショップに積極的にご参加いただき、本当にありがとうございました。

If you have some inspiration for the brand name feel free to brainstorm here in the Miro board or drop down a shortlist of a name here in the name log.
ブランド名にインスピレーションを得た場合は、ここMiroボード（リンクを添える）でブレインストーミングするか、名前の候補リストを名前ログ（リンクを添える）にドロップダウンしてください。


Please feel free to review with everyone and pass back any further comments you have.

皆様と一緒にレビューして、コメントがあればお返しください。

Have a great day ahead
では、良い1日を

今回は、英語でのワークショップのファシリテーションで最初から最後まで、通しで使える表現をご紹介しました。

ワークショップのアウトカムを利用して、名前付け、アイデンティティ、マーケティング、さらには会社の方針などを決定できます。このガイド・ラインは新入社員が会社の理解を深めるためにも役立ちます。

また、ワークショップのファシリテーションを取る時だけでなく、ミーティング中のチームの話を取りまとめたり、相手の意見を聞いてみたりする場面で使える表現ですので、ぜひ日常でも使ってみてください。

私も、色々勉強中なので、皆さまの、ご意見・ご感想をお聞かせください。お読み頂きまして、ありがとうございました。

メルボルンを拠点にビジュアル・デザイナー、UXスペシャリストとして働いています。 主にデジタル・プロダクトの制作に携わっています。