当事者の声で医療現場をアップデート
脳フェスが4月27日に開催する、ここが変だよ?医療人。
https://www.facebook.com/events/321187978583024/?ti=ia
これは、当事者とセラピストで双方向で忌憚なく話すことで、リハビリテーションの理想のカタチを探ること。
それを目的としています。
あなたは、当事者の声を聞けていますか?
こんな事がありました。
14年前。
脳梗塞で入院していた私は、当事尿バルーンカテーテルが入り、移乗も介助の状態。状態が安定しない事もあり、個室にいました。
ある日、トイレ(大)に行きたくなりました。
行きたくても行けない、そんな現状に無性に腹が立った自分は、動く左半身を何とか使い、アームサポートを掴み、がむしゃらに力を入れて何とか移乗に成功。
車椅子なんてこいだ事がなかったから、右側をガンガンぶつけて、ようやくトイレへ。
縦手すりにしがみつくようにしながら、ズボンを降ろし、右半身に引きずりおろされるようにしてズドンと着地。
なんとか移乗を成功させました。
私の心には、トイレに行けたとは思えないくらいの達成感。
「よし!出来る!出来るじゃないか!」
心の中で叫んでいました。
そこに看護師さん登場。
普段優しく接してくれている彼女から出た言葉は、
「小林さん!?何してるの!?ダメじゃないですか!転んだらどうするの!?」
…まず褒めろや!
どうにか頑張って、成功させたその事をまず褒めろや!
私に与えられたのは賞賛ではなく、叱責でした。
おそらく、その時に出来たことを褒め、やろうとした気持ちを理解し、麻痺側への移乗も試してもらい、
「さらに安全な方法を確立するまで控えてて欲しい」
と言っていたら、私の感じ方は全く違ったものになっていたと思います。
ちなみに、退院時にもらった(買った)カルテには、次の一文が書かれていました。
「病識欠如しており、見守り強化していく」
あなたは、当事者の声を聞けていますか?
この勉強会は、当事者とセラピストで双方向で忌憚なく話すことで、リハビリテーションの理想のカタチを探ることを目的としています。
当事者の声を知り、「臨床に活かす」
ことを目的としています。
現在、当事者の申し込み10人。
医療関係者の申し込み5人。
あなたのご参加を、お待ちしております。
▶︎4月27日、ココが変だよ!医療人!~当事者と医療職で考える、理想のカタチ~
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