副代表 岡徳之との出会い
どうも。乾燥のためかお尻が痒くて仕方ない小林です。
それと太ももの裏とふくらはぎ。
なんで下半身の後ろだけ乾燥するのでしょうか。
神様教えてください。
さて、前回は、私が代表を務める脳卒中フェスティバルをやろうと思った理由について、お書きしました。
まだの方は、ぜひこちらからどうぞ。
脳卒中当事者の可能性は無限大であること、障がい者と健常者の間に存在する『心の溝』をグラデーションにすること。
これを、『楽しい』を唯一の価値基準にして実現する場所、脳卒中フェスティバル。
今回は、その副代表の作業療法士・岡徳之との出会いについて書きます。
僕の知る限り、臨床・研究・社会活動の三つの輪を、高次元で回す稀有な存在の彼。
↓ 脳フェスとは別に彼が主催している情報サイト『ニカクメ』
はたして、出会いのきっかけとは何だったのでしょうか?
キッカケは勉強会
意外に思われるかもしれませんが、コバヤシは講演活動もしています。
セラピスト向け研修会から、学会、学校、企業など、コロナ前は年間30件くらいの依頼をいただき、講演活動をしていました。
ちゃんと本業(理学療法士)でもお仕事してるんです。
岡ちゃんと出会ったのは、そんなセラピストが一堂に会して発表しあうフェスみたいな催し。
『脳卒中患者だった理学療法士が伝えたい、本当のこと』というテーマで、当事者の心情理解や当事者の主観を臨床に活かすポイントなどをお伝えしていた講演を聞いてくれていたのが、岡ちゃんでしでした。
発表後、話しかけてくれた岡ちゃん。
研究しつつ臨床もしている凄い先生に話しかけられ、恐縮していましたが、どんな流れか、飲みに行くことに。
飲みに行くって言っても、彼は料理にアルコールが使われているだけで顔を真っ赤にするくらいの圧倒的下戸。
店員さんが間違えて薄っすいカルピスサワーにストローを入れてきたときなんかは、桃太郎トマトかってくらい真っ赤になりながら悶えてました。
そんな彼と飲んでるときに、ポロリと脳フェスの構想について話してみたんですね。
それまでも、人に相談することはあって、皆さん共感してくれたり、応援してくれてまして。
でも、彼は違ってました。
それめっちゃ面白いですね。やりましょうよ。
あって間もない男の、荒唐無稽な夢に対して、『やりましょうよ』って背中を押してくれたんですね。
これは、嬉しかった。
その場で、カレンダーアプリを見ながらいつやるかを調べていたら、なんと半年後の10月29日が『世界脳卒中デー』ということが判明。
勝手に運命感じた我々は、開催に向けて動きだすこととなりました。
思えば、5年前のあの日。岡ちゃんに背中を押されていなかったら、今日の脳フェスはありませんでした。
その体験もあり、今の現状を変えたい人には、こう伝えるようにしています。
・やりたいことがあったら、人に言い続けること
・やりたいことがなかったら、自分が共感できる取り組みをしている人を無茶苦茶応援すること
『何もできていない現状』に悶々とする暇があるなら、何かしらで行動し、社会という遊び場に飛び込んじゃったほうが、実は気持ちが楽になるんですよね。
なにはともあれ、スタートを切った脳卒中フェスティバル。
SNSで協力者を募ると、全国から40名以上の参加希望者が!
こうして、良くも悪くも『伝説の』脳卒中フェスティバル2017が開催されることになったのです。
次回は、そんな脳フェス2017をプレイバックしようと思っています。
読んでくれて、ありがとうございました。お気に入り登録してね!
脳卒中フェスティバル2022inららぽーと名古屋みなとアクルスは、
11月27日(日)11時~18時開催!
もののけ姫の主題歌を歌う米良さんのコンサートもあるよ!
詳細は下記をチェック!
「楽しい!」をみんなへ。この理念のもとに、全ての脳卒中経験者の可能性を世の中に伝えている、脳卒中フェスティバル。サポートいただいたお金は、全額脳フェスの活動資金にさせていただきます。ご支援をよろしくお願いいたします!