【サラリーマン営業の真日記】#12 ニトリ重い毛布
今年は寒い。
いや、これが普通なのかもしれないけど、
ここ数年、寒さもゆるく、雪も降らなかったので
それを忘れてたぶん、余計に堪える。
いよいよヤバいと思ったので、
これを買った!
ニトリ 重い毛布!
そのネーミングや、潔し!
僕はちょっと前にラジオで聞いて知ったんだけど、
去年辺りからネットでは話題になってたらしい。
そのラジオパーソナリティは、「ニトリに買いに行ったら売り切れてて〜」なんて話してたので、ひょつとしたら無いのかな、なんて思いつつ、売り場に向かうと雪が降った寒い日だったにも関わらず、ちゃんと3個ほど売り場に売られていた。
売り切れじゃなくて良かった〜
てか、みんな本格的に寒くなる前に準備するものなのよね。
寒くなってからでは遅いから。
そういえば、ビデオカメラ。
それも子供が生まれてから欲しいな〜と思いながら、ずっとそのまま買っていなかった。
ようやく、
「よし、買おう!」と買いに行ったのが、
3番目の子供が生まれて病院を退院して初めて家に帰ってくるその日だった。
マジでちゃんとやれって…おれ!
んで、この毛布よ。
まず売り場の棚からレジまで持ち運ぶのに一運動。
てか、立派な筋トレ。
重い毛布はダテじゃない…
大体にして自らに形容詞を冠して通り名を自称するやつに
その通りだったヤツはいないが、(子供の頃近所に”優しいオッサン“と名乗る性格の悪いオッサンがいた)、
この毛布は本当に重い。
箱記載に5.5kgとの鬼才!あ、記載!(いや、この場合、これを思いついた人は確かに鬼才だ!)
外箱も入れると実に6kg弱はあるんじゃないか!!???
もう立派なダンベル
レジを通し、何とか車に運ぶ。
帰って開けてみる。
パカッ
四つ折り?くらいにされて、
ニッギニギに詰め込まれた重い毛布!
普通、
箱から物を取り出すときは箱を下にして掴んで上に引っ張りぬくようになるが、
コイツはなかなかそれもキツそうなので、
ナナメ下にずらして落としていくように箱から取り出す。
ふーーーー、
もともとベッドに装着していた、
ニトリNウォーム毛布と掛け布団の間、一番力を発揮してくれそうなパティのポジションにコイツを配し、
いざ実食!!
すげーーー!
ホントにズシンとくる重さ!
布団から感じるかつてない圧!圧!!圧!!!
得も言われぬ安心感!
これまでの装備がいかにもの“軽モノ”で揃えていたのもあるけど、全然違う。
首元、足元に全くスキマ風や冷え感がない。
いや、
前々から思ってたのよ。
「なんで羽毛布団とか、軽い布団がもてはやされるのか」て。
(まじで思ってたんだってば。誰よ?「この、後出しジャンケンペテン草野郎が」て思ったのは?)
たまに帰る実家の、ギウギウに綿が詰まってペッタンコになった布団の方が、妙に落ち着いて眠れたりしてたけど、
その理由が今わかったよ。
重くて誉められるなんて、、
良かったな、おまえ、
毛布に生まれて。
おれも毛布に生まれたかったよ。
そしたらかなり上位にはいけたはず……
一見お高く止まってるエリートの、フランス政府一等認定証付きだかの羽毛布団を実力で黙らせてやったんだ。
もちろん普段は寡黙にしてたんだけどさ、
校内で天下一ぐっすり選手権が開かれることになってさ、
なぜか知らないうちにエントリーされてて一回戦でエリート羽毛布団をまさかの大番狂わせで破るんだけど、反対側のヤマにも実は知られざる実力者、「昔の電気毛布」がいてさ、
普段そいつも影も薄く全く目立たず陰キャでペラペラなんだけど……………………
やめとこ
アタマおかしいと思われるから
とにもかくにも、
家で寝る時はこれでぐっすり眠れそうです……
それでは、また明日も。
お互いにとって良い一日となりますように