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高気密・高断熱住宅なら同時給排レンジフードです!!

高気密・高断熱住宅が増えてきました。
SNSのお陰で、いろんな人が情報を発信できるようになり、メリットが伝わっているからでしょうね。
ですがメリットがあればデメリットもあります。
メリットは、熱損失が小さいので空調の負荷が少なく、夏は涼しく冬は暖かい快適な住環境がつくりやすいです。
あと高気密で隙間が少ないので遮音性が高まること。
デメリットは、熱が逃げにくいので夏の日射の対策と、高気密ゆえの換気と湿度の調整ですね。
しかし、デメリットは対策できますし、
メリットのほうが遥かにまさりますので
予算が合えば高気密・断熱住宅ですね。
では、タイトルのレンジフードについてですが、キッチンの換気扇ってすごい風量なんですよね。 
料理の油煙と熱を換気するので当然と言えば当然なんですが、そこで問題になるのが換気風量が大きければ給気量も同じく必要と言うことです。
以前の記事「換気扇ちゃんと換気してますか?」でも書きましたが、換気には給気です
空気が移動するには移動する空気をどこかから持ってこないといけません。
換気量が大きくなるということは、外から持ってくる空気が大きくなるということです
夏なら熱気、冬なら冷気ですね。
空調で部屋を適温に保っていても、キッチン換気扇を動かしたら熱損失が発生します
そこで、同時給排レンジフードです。
どういう機能か説明しますと、簡単に言えば給気する換気扇です。
レンジフードを動かすと換気と同時に給気します、その利点は他の部屋から空気を給気しないことです、調理する場所だけで換気が完結できるので理想的な換気扇です。
注意点としましては、給気ダクトが結露する可能性があるので対策が必要です。
あとは、普通の換気扇から同時給排レンジフードに交換するのが困難です(給気ダクトを施工しないといけないため)
もちろん、本体価格は高くなります。
でも、メリットのほうがはるかにあると思いますので、ぜひ検討していただきたいです。
おそらく高断熱・気密住宅を建てているハウスメーカーなら最初から設置されているとは思いますが。

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