🎡2024お口サークル活動記録

2024年12月31日 12:24

2024年のお口サークルでの活動について振り返りたい。描き始めた現在、私はお酒を飲んで酔いが回っているが、今年中に思いを記しておきたいと考え、この文章を打ち始めている。
想像よりも長くなってしまい申し訳ないが、自分の記録用として残させて頂きたい。

国試後は遠征から

今年最初に参加したイベントは3月に行われた横須賀のイベントであった。国家試験を終えた春休みの頃、早くイベントに参加したいという思いから遠征したことを鮮明に覚えている。正直なところ、国家試験やその後の旅行、引越しなどでイベントの詳細を100は把握できてはいなかったが、内容は定番イベント「お口の人生ゲーム」であったので、当日に力を発揮できる自信があった。
(※この「お口の人生ゲーム」は、口に関する一生を学ぶことを目的とした巨大な人生ゲームである。さまざまな工夫を凝らし、クイズコーナーや職業体験コーナー、さらには歯医者相談コーナーも設けられることもある。)

この日の印象深い出来事は、正直に言うとビラ配りであった。生でその様子を体験して感じたのは、関東の人々のビラに対する無関心であった。「イベントやってます！歯医者さんに無料で相談できます！」という言葉に対して、大阪では多くの人が興味を示す反応を見せるが、関東ではほとんど反応が見受けられなかった。地域差を実感しながらも、ストリートピアノを演奏している人を眺めながらとりあえず配っていた記憶がある。もちろん、思い出はそれだけではない。イベントでは、少し恥ずかしがりながら人生ゲームに挑戦する子供たちの姿が印象的であった。彼らにとって、お口に関する楽しい経験が残ってくれることを心から願う。

歯科を身近に感じてもらう

6月には大阪の天王寺動物園でのイベントに参加した。こちらも人生ゲーム企画での出展であったが、参加者層の違いを実感する中で様々な課題が浮き彫りとなった。天王寺動物園での出展は2回目で、私の大好きな動物園という場所で活動できることは非常に嬉しいことである。歯科に通う機会がさまざまである人々と出会える動物園での出展は、本当に貴重な経験であった。偶然参加した人々にとって、歯科について考えてもらうきっかけを提供できれば嬉しく、今後もその機会を増やすよう努力したい。

横須賀のイベントもそうであったが、普段はオンラインでしか会えない仲間やボランティアのメンバーとリアルで会うことができるのも、この活動の醍醐味である。この日は、同じ大学のスキー部の後輩と偶然会うことができたという奇跡もあった。彼の異なる形での歯科活動には、ただ尊敬の念を抱くばかりである。

初企画で巨大なお口！

7月に徳島の幼稚園で初めてのイベント「お口のこうさく」を出展した。この企画は、巨大なお口と歯ブラシ、さらにはドリルに見立てた道具や食べかすを身近なものを使用して作り、遊びながら歯科について学ぶものである。初めての幼稚園、さらに初の企画ということで、期待と緊張が交錯したが、何よりもわくわくした気持ちが勝った。準備は本当に大変であったが、この企画を推進してくれた信頼のおけるリーダーの姿を見て、成功を確信していた。当日、子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿を見て、心から嬉しく思った。また、実物そのものをこの目で見るのは当日が初めてであったため、どのように作品が出来上がるのかワクワクしながら、子どもたちと一緒に工作を楽しんだ。この企画のおかげで、私は再び童心に返ることができ、自分がにときめくものをまた1つ再認識したのである。

今年1番の転機

このような心境の中、この辺りの時期で転機が訪れる。これまで企画部リーダーを務めていたくりさんがアドバイザーとなり、新たにリーダーを選出することが決まった。この話が出た際、私は強く立候補したいと思った。社会人になり、忙しさに追われる日々の中で、企画部全体の進行状況を把握しきれないことになんとなく何故か焦りを感じていた。私は初期メンバーとしてこの団体の思いを身近に感じており、企画部全体を見渡し、さらなる向上を目指したいという意欲があった。
そこで立候補させて頂き、企画部リーダーを努めさせて頂くことになった。(この辺については改めてまた別noteで想いを書きたい)

悔しい時期

夏は体調を崩してしまったため、思っていたように活動することができなかった。参加予定のイベントも、当日に体調が悪化したためキャンセルせざるを得なかった。この時期、自分自身のことで手一杯で、企画部をうまく運営することができなかったと感じている。それでも、活動そのものはとても楽しいものであり、特にチャットやオンラインミーティングへの参加は継続した。この期間中、主に歯医者さん体験の企画に取り組んでいた。構成を練り直す作業は非常に困難であったが、その過程を楽しみながらやりがいを感じていた。結果的にイベント終了後には多数の改善点が浮かび上がったが、その経験によって次回の歯医者さん体験はより良いものになったと確信している（後述する「みらいのたからばこ」にて）。

大きな交流会、ファンフェスタ

9月末にはファンフェスタが開催された。ファンフェスタとは、お口サークルを応援してくださるサポーター様との交流会である。自分たちの活動内容についてお話させていただいたが、参加者の皆様がどのような活動をされているのか伺うことができ、その内容が多岐にわたっていたことに強い印象を受け、これだけ素敵な方々に応援して頂いているということを実感して身が引き締まる思いがした。因みにこの会では司会を務めさせてもらったが、完全に原稿を作るのを失念してしまい、前日に慌て構成を考えたことがいい思い出となった。

ファンフェスタの前日には、メンバー同士の交流会も行われた。これまでの活動を振り返るノートを皆で作成した際には、「こんなイベントもあったな」と再確認することができ、とても楽しかった。その後のプレゼント交換では、皆の個性が表れた中身で盛り上がり、私自身は偶然にもお気に入りの入浴剤をいただき、非常に嬉しかった。

夜には花火を楽しみ、トランプやUNOで盛り上がる中で、オンラインでは知り得なかったメンバーの一面を垣間見たりと、リアルにメンバーと濃密に交流できることは非常に貴重であり、心に残る楽しい思い出となった。

絶好調の11月

体調が整った11月。この時期、ようやく把握しきれなかった部分が見えてきたことで、企画部リーダーとして本格的に思い通りに動けるようになった。11月は関西で全く異なるコンセプトのイベントが2つ行われる予定であり、自分が思い切り活動できる月になると確信した。そのため実は、毎月投票形式で選ばれるMVPに絶対選ばれるよう意識して行動した。

大阪でSmileScan様のブースにおいて出展する歯医者さん体験では、前回の反省を生かし、当日の動きを徹底的にイメージして細部まで練り上げた。現実的に当日メンバーが行える動きを考え、参加者への説明は職種や専門を問わず誰でも行える内容に統一した。また、導入時の説明に関しては、子供たちに分かりやすく伝える方法を徹底的に考え、改良を重ねた。

当日、子供たちが興味津々に歯医者さん体験を行い、終わった後は満足げに白衣を着て写真を撮る姿が非常に印象に残っている。予想以上に目まぐるしく忙しかったが、そんなことはどうでもよくなるほど子供たちと共に楽しむことができた。また、子供たちの真剣な様子を見たときには、彼らが以前よりも歯科に対して興味を持ってくれたのではないかと感じ、企画に努力した価値を実感した。

もう一つのイベントは既存の企画の出展が予定されていたが、残念ながら雨天により中止となった。
また11月はイベント関連に加え、企画部リーダーとして皆が活動しやすい環境を整備することにも注力した。その結果、11月MVPに多くの票をいただけたことは本当に嬉しく思っている（公式発表はまだされていないが、おそらくMVPになってるはず…！）。

好評だった企画名癖強めの交流企画

12月は大きなイベントはなかったが、関西での忘年会の幹事を務めることとなった。単に飲んで食べて喋るだけではなく、何か新しい企画を考えたいと思い、「あんたの話聞きたいねん」という企画を提案した。関西らしいユニークな企画名にしたが、内容はシンプルで、参加者から事前に互いに聞きたい質問を集め、当日ルーレットで当たった質問に答える形式であった。非常に楽しいイベントとなり、今後も定期的に行いたいと考えている。

このような幹事経験はあまりなかったため、盛り上がりに対して不安を感じていたものの、予想以上にお互いのことを知る機会となり、仲が深まったことに大変満足している。

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メンバーが増え、様々なイベントに出展することができるようになり、団体の規模がどんどん大きくなっていることを実感している。今回触れていないが、絵本プロジェクトにも参加しており、活動内容の幅も拡大している。その拡大様に怯まず積極的に活動出来ているのは、私の良い点を定期的に褒めてくれる代表の多和さんのおかげである。根がネガティブな私は本当に感謝しており、褒められた分、自信を持って積極的に活動することができている。これからもより良い企画を提供し、また事務局メンバーとしても皆が活動しやすい環境を整えるために尽力していきたい。2025年にはどのような活動ができるのか、今から非常に楽しみにしている。