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🎡共創することで夢を追う

私の職業は歯科医師である。私の人生のミッションは、専門知識と技術を駆使し、口腔から全身の健康を守ることであると考えている。患者の健康を支え、地域社会に貢献できることは、私にとって大きな喜びである。

そんなミッションを踏まえての大きな夢は
「もれなく全ての人が口腔を通じて全身の健康を享受できるようになること」
である。
この夢は、一人では達成困難である。しかし、「お口サークル」という団体に参加することで、その活動の規模やスピード感をもって、共に目標に向かって進んでいる実感を持つことができる。

(団体についての詳細は、ぜひ公式HPや私の個人的なnote「2024活動記録」をご覧いただきたい。)

「お口サークル」の理念は、
「すべての人がお口からの健康を手に入れる社会を目指す」
ことであり、私の歯科医師としての姿勢と深く結びついており、この共通の目標に向かって、メンバーと共に努力することは私の人生において深い意義があると感じているのである。

では、私が「お口サークル」で掲げる理念にどのように貢献していきたいか、今回はその具体的にどう行動しているかについて語りたいと思うのである。

私ができること

とはいえ、団体に所属しているからといっても私ができることは限られている。そこで、私が団体の中で活かせていると考えている部分について話したい。私が認識している自分の長所は、以下の3点である。
(歯科医師としての知識を存分に活かすことはわざわざ書くまでもないと思うので省略する)

①忌憚なく意見を述べることができる。
②子供の目線を忘れずに物事を見る意識を持つこと。
③中高時代の演劇部で培った表現力。

大した長所では無いがこれらの長所を活かすことで、より良い社会の実現に貢献する一端を担っていると私は考えている。


①忌憚なく意見が言えること

私がこの団体の初期メンバーとして理解していることが分からない場合、他のメンバーも同様に理解できないと考え、周囲の目を気にせず堂々と質問する。一般的には、「こんな質問をしてどう思われるか」と不安に感じる人が多いが、大人になった今、その疑問を持たなければ物事が進まないと実感している。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉通り、疑問を提起することが重要である。
また自分だけでなくこの姿勢をメンバーに広めることで、他のメンバーも気軽に意見を言いやすくなるオープンな雰囲気を作りたいと考えている。

②子供の目線で物事を見る意識を忘れないこと

イベントの主な対象者は小学校低学年である(勿論イベントによっては実際の参加者の幅があるが)。
そんな中で私が企画部メンバーとして大切にしているのは「子供のワクワクを忘れない」ことである。単に「歯科に興味を持ってほしい」と伝えても、子供は興味を示さないだろう。だからといって、ただ子供が好きそうな風船を配って客寄せするのも違うと考えている。歯科に関連する要素で子供の心を引きつけ、そこから興味を広げる必要がある。例えば、我々のプロジェクトの中には、歯科に関連したクイズを解きながら楽しむ塗り絵があるがそういった歯科×子供が好きなもので興味を惹きたいと考えている。
どんなアイディアが子供の心を踊らせるのか、常にアンテナを張り街中を観察したり自身が子供の頃に興味を持ったものを思い出したりしながら、物事を見る癖がついた。それが活かせているかは疑問だが、この視線を持つことが自分の中で楽しいと感じており、いつかあるいは無意識に今も役立っていると信じて、今後も子供目線でのワクワクを追求していきたい。

③中高時代の演劇部で培ってきた表現力

正直私が中高時代に演劇部で培った表現力が、ここまで活かせるとは思ってもみなかった。しかし、子供に話しかけたり、集客を図る際、この力が意外にも大きな役割を果たすことを活動を通じて実感した。特に、職業体験での導入において行った紙芝居が子供たちに好評を博した瞬間に、その効果を最も顕著に感じることが出来た。

この表現力やノウハウは、私一人のものではなく、他のメンバーにも伝えたいと強く思っている。無計画に話しているわけではなく、意識しているポイントはいくつか存在するため、これらをしっかりと整理し、共有したい。「私だけが優れている」のではなく、全員が同様のスキルを身につけて、みんなで一緒に子供がのめり込めるような雰囲気を作ることが目標である。


以上の三つが、私が活かせる価値であると考えている。しかし、最初から「自分にはこれだけの長所がある」と主張してきたわけではない。会社の代表である多和は、私の長所を見出すたびに私を褒めてくれた。それによって自分の強みを認識し、自信を持つことができた。本当に感謝しかない。

この自信のおかげで、私は企画部リーダーとして堂々と運営を行っていることを実感している。自分の経験やノウハウを活かしつ、チームの一員として貢献できることに喜びを感じている。このように、自身の成長を実感できる環境に感謝し、今後もさらなる挑戦を続けていきたいと考えている。

叶えたい夢

さて、では私の叶えたい夢は何か。それは先に述べたように「すべての人々がお口からの健康を手に入れられる社会」を目指すことである。
私は、会社の代表のように壮大なビジョンを構築し、会社規模の人々を自ら動かすことは難しい。しかし、歯科医師としての知識だけではなく「自分の長所」を最大限に活かすことで、この事業に貢献できると信じており、我々が願う「すべての人がお口からの健康を得られる社会」へ向かう力になると考えている。
団体の中で何か大きなことをひとりで成し遂げられる訳でもないし、かと言って会社の代表多和のように壮大な目標に向かって緻密な計画を練ることも苦手である。
それでも、この目標に向かって動く団体において、先にあげたよう自分の長所3つを活かして、

『運営をより良くするためには、忌憚なく自分の思ったことを意見として発信していく。さらに、子供たちがワクワクしながら歯科に興味を持つにはどうするべきか、その視点を常に追求し続ける。また、私の表現力を駆使して、子供たちの興味を引きつける。』 

このように活動することで貢献できていることに私は自信を持っている。
これは小さな波かもしれないが、メンバーひとりひとりの「得意なこと」を集めることで、大きな波を生み出すことができると信じている。そして最終的には「すべての人々がお口からの健康を手に入れられる社会」に近づくための一助となりたい。

****
夢を語ることは簡単である。しかし「その夢に対して自分が出来ることは何か」を考えて語ることは難しい。そこで私は敢えて「夢について」ではなく、「その夢の為に私ができると思っていること」に重きをおいて語らせていただいた。
歯科医師として働くだけでは見られない、大きな波を集めてこそみられるその美しい景色を、メンバーと共に見たい。これが私の人生の目標であり、追い続けたい夢である。

大阪歯科万博
楽しいメンバー達と😊




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