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厳選!面白かったオススメの小説_白鳥とコウモリ/東野圭吾

のこのこbeer🍻です。

過去に読んだ作品の中で面白かった作品をオススメします。
今回紹介する作品は、大人気の作家さん「東野圭吾」さん!

以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。


『白鳥とコウモリ/東野圭吾』

作者

この本の作者は言わずと知れた「東野圭吾さん」。
ミステリーを中心に、幅広いジャンルの作品を多数発表しており、多くの読者を魅了しています。

1958年2月4日生まれ
大阪府大阪市出身。大阪府立大学工学部電気工学科を卒業しています。

●主な受賞歴

  • 江戸川乱歩賞(1985年、『放課後』)

  • 日本推理作家協会賞(1999年、『秘密』)

  • 直木三十五賞(2006年、『容疑者Xの献身』)

  • その他多数

以前、「名刺代わりの小説10選」でも紹介しました「容疑者Xの献身」の著者です。

概要

2021年4月に刊行された長編ミステリーです。

東野圭吾さんの「作家生活35年を記念する作品」であり、重厚なストーリーと緻密な人物描写が魅力です。
過去と現在、二つの事件が複雑に絡み合い、最後まで飽きさせない展開となっています。

2024年4月に幻冬舎文庫から上下巻で文庫化されました。

ブックオフでも人気ランキングに名を連ねるほどの長編ミステリー作品です。

物語のあらすじ

​2017年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。
捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、1984年に愛知で起きた金融業者殺害事件と繋がりがある人物だった。​
そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。
事件は解決したと思えたが。​
「あなたのお父さんは嘘をついています」。​
被害者の娘と加害者の息子は、互いの父の言動に違和感を抱く。​

感想

タイトルの通り「善と悪」「光と影」といった、人間が抱える二面性を深く掘り下げていく作品でした。
過去の事件と現在の事件が複雑に絡み合い、登場する人物たちの運命を翻弄していきます。
登場人物たちの葛藤と、真実を追い求める姿に読む手が止まらなくなりました。
東野圭吾さんの作品は、読むに連れて謎が明確になっていき爽快感があります。
一つの事件に一見、関係なさそうな事件が複雑に絡み合うのはお見事です!

こちらの作品も名刺代わりの小説に入れても良いと思えた作品でした。
是非とも多くの方に読んでいただきたいです。

最後に

東野圭吾さんの作品は読みやすくて分かりやすいので好きです。
それでいて、納得感もあるので初めてミステリーを読む方にもオススメしたいです。

余談ですが、「白鳥とコウモリ」を読んだ時にふと頭に過去の作品がよぎったのでそちらも載せておきます。
似てる訳ではないのですがこちらの作品も読んでいただき、皆さんにも何か感じていただけると嬉しいです。

夢幻花(むげんばな)

花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。遺体の第一発見者である孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップする。

それを見て身分を隠して近づいてきたのが、警察庁に勤務するエリート・蒲生要介。ふとしたことから、その弟で大学院生の蒼太と知り合いになった梨乃は、二人で事件の真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた……。

禁断の花をめぐり、宿命を背負った者たちの人間ドラマが交錯する“東野ミステリの真骨頂”。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作、待望の文庫化。


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