配達サービスのバイトは絶対に辞めた方が良い理由
最近、学生時代の友人とばったり会ったので、久しぶりに話しました。
友人はもともと美容師をしていたのですが、昨年に退職して、今はUbereatsで稼いでいるとの事。
自由な時間も増え、報酬も美容師より高いので満足しているようでした。
ですが、これは非常に危ないと感じたので、その理由も含め書いていきます。
近年、「ギグ・エコノミー」という問題が世界中で起きています。
ギグ・エコノミーとは、インターネットを通じた単発や短期の仕事による貧困です。
UberEatsなどの配達サービスもこのギグ・エコノミーの部類に入ります。
これらのプラットフォームでは、数万人の数の登録者がおり、大規模かつ効率的に依頼主とのマッチングが行われています。
配達員は個人事業主として仕事をしているので、誰にも管理されず自由なペースで働けます。
一見、自由な働き方に見えますが、誰でも簡単な登録で始められて、依頼される仕事は単純なものが多く、特別な技術も必要ないので、始める人が多くいます。
ですが、本業とするには労働単価が低く仕事の継続性も低いため、一度はまり込むと抜け出せなくなる可能性もあります。
また、仕事を通じた人間関係の広がりも無く、業務経験が蓄積されないです。
自動運転の開発も進んでいる中、AIによって真っ先に代替される仕事でもあります。
つまり、ギグ・エコノミーでの日銭稼ぎは、貧困層への入口とも言えます。
自由に働けるし、報酬も良いし最高!と言った感じで友人は話していたので、この事を気づかずに働いている人もいるんだなと思い、今日は書きました。
短期で稼ぐためのバイトとしてなら、良いと思いますが、それだけで満足してもらうとやばいなぁと思いました。