のきしか

音楽や小説、漫画などの作品の感想と書いた小説について上げていきます。 ツイッターもよろしくね

のきしか

音楽や小説、漫画などの作品の感想と書いた小説について上げていきます。 ツイッターもよろしくね

最近の記事

逆張りでAdoを食わず嫌いして聞いてなかったダサい奴とかおる?

 まあ自分のことなんですけどね!ということでAdoさんを食わず嫌いで聞いてなかった私がワンピースフィルムレッドを見て完全に心を撃ち抜かれてしまうまでの話をします!自分語り注意。 ~Adoデビュー前~  白状すると、恥ずかしいことに歌い手という活動をする人に対してなんとなく嫌~な感覚を持っていた偏見人間の一人でした。ニコニコでランキング入ってくるけど原曲探しにくくなるし、すぐに男女関係でトラブル起こして炎上するしで歌上手くてもなあ……となってました。  まだ歌い手からメジ

    • 気軽に楽しめる文豪の夢歩き(夢十夜感想)

       夏目漱石の代表作『夢十夜』、朝日新聞で連載されていたこの物語は十個の短編からなっており、全て悪夢を描いた話だとされている。しかし実際に読んでみると陰鬱な雰囲気は少なく、(もちろんちゃんと読めば深い意味があるのだが)気軽に楽しめる作品だった。  一番有名なのはやはり最初の第一夜だろう。いくつかの教科書にも載っているこの文は、夢ならではの唐突さと淡々と進む時間、文学的で綺麗な終わりと文庫本5Pにも満たない内容ながら読者の心を打つ。  個人的に好きなのは三、四、六で、三はホラ

      • クズとクズの罵り合いが巧妙で面白い(『月と六ペンス』感想)

         まずはじめにフランス人作家モームの代表作『月と六ペンス』の登場人物に対してはっきりクズと言ってしまっているが、これは少し過激な表現だと謝罪したい。実際は本作の主役であるストリックランドというクズとしか呼べないような人物がいかにして美に向き合い、それを手にしていったかを第三者である「僕」から読み解く小説だからだ。  語り手である「僕」は小説家の職業柄、たしかに積極的に事態の解決に動かなかったり興味本位で行動したりする皮肉屋ではあるが、ストリックランドには劣る。何しろ彼は周り

        • 自己紹介

           はじめまして、のきしかです。 主にツイッターで活動していく予定です。基本的には作品やイラストなんかの感想をツイートしていますが、小説を書いて上げています。  noteの方では感想記事や好きな作品、作家の紹介なんかをメインにやっていきたいので、気楽に読んで応援してほしいです。応援が力になる!  後ある程度書いた小説が溜まったらまとめて上げるかもしれません。反省が主になりそうですが……  良ければツイッターと、noteのフォローをお願いします。