脳拳

コロナ禍で全身がギザギザになった私と、「怒りが、パワー!」が合言葉の彫り師の奥さんと、保護犬一匹の暮らしの話し。

脳拳

コロナ禍で全身がギザギザになった私と、「怒りが、パワー!」が合言葉の彫り師の奥さんと、保護犬一匹の暮らしの話し。

最近の記事

言語と宇宙

言語の数だけ宇宙がある テレパシーで意思疎通してい時代には、一つの宇宙しか存在しなかった。 神がいる、それを頂点とすると、次元はピラミッドのように、高次元から低次元へとヒエラルキー構造だ。 高次元になると中心に近づき、個性は集約され、無くなっていく、みんな神になるから。愛という一粒になる。 反対に、次元を落として多階層すればするほど底辺は広がり、個性が生まれて、多様化してゆく。 テレパシーは、高次元で、細分化できない。 そこで、テレパシーを、使えなくして、それぞれに

    • 言葉を濁すな、心が濁る

      • コオロギ食とテラフォーマーズ

        人体実験や、人体改造をおこなう事は、いつの時代もタブーのハズだが、必ず何かしなら行われている。 それは、人命救助、医療行為として人道的に行われる。一方その反面、戦時下ので、モルモット扱いされ、猟奇的な実験が、繰り返されて来た事も事実だ。 そもそも、神話においても、人は、神に似せて創られたと、よく聞く話である。これが、今で言うところの、DNA操作などの生命科学に由来するものである事は、容易に想像つく。 いつの時代も人民への実験は、同意を取らずに行われる。そうで無いと、そも

        • 今日も気分は嫁•次第 #5.1

          「クラムチャウダーに豆乳入れないでよ」 「何で豆乳入れるの?」 「入れないでよ!」 と言う、寝言を、朝から言っている。 「大丈夫?夢でしょ!」 「旦那さんが、クラムチャウダーを、豆乳で作るから、気分が悪い」 「だから夢でしょう」 「起きてる、だからクラムチャウダーは、豆乳で作らないで!」 「はい、分かりまた」 昨夜、キャンベルのクラムチャウダーを、作ろうとしたら、牛乳が無くて、断念し、ミネストローネにしたのを思い出した。 断じて豆乳で、作った事など一度も無い

          今日も気分は嫁•次第 #5

          さて、彼女のツワーは一先ず、置いておいて、本来の私の目的地へ向かう。 初めての地なので、全く向かう場所も検討もつかない。彼女も、初めて訪れる場所だとはいっていたが、やはりそこは、地元民、おおよそは見当がつくらしい、後はナビが導いてくれる。 今回の目的は、知り合いの若者がこの地で、農業を始めて、初の収穫祭をすると言うので、お呼ばれした次第である。 とはいえ、もともと特に親しかった訳ではないが、少し頼られれている様な気もしていて、その気持ちに応えないと、約束を破ってしまう様な

          今日も気分は嫁•次第 #5

          今日も気分は嫁•次第 #4

          彼女の運転兼ガイド付きで、まるで彼女の足跡を辿るツアーは、進んでゆく。 当人にとっては、当たり障りないエピソードなのだろうが、どうも片鱗が見受けられます。 金髪に、赤い口紅、赤いマニュキュア、赤いピンヒールに、CHANELの5番!と言うのが、中学校の通学スタイルだっと言う。これは、マドンナに憧れて、その気持ちに誠実に貫いた結果、行き着いたらしい。 何処にそんな中学生居るんだよ。と突っ込みたくなる。 CHANELの5番は、CHANELを代表する香水なのだと、その時初めて知

          今日も気分は嫁•次第 #4

          今日も、気分は嫁•次第 #3

          さて、彼女と初めて出かけた時の話のつづき。 彼女の車で、高速を進む。一般道へと降りた。国道1号線、箱根駅伝で見慣れた道だか、実際通るのは初めてだった。 そんな話もでたかも知れない。とにかく覚えていることは、国道1号ではなく。 「イチコク」というのだと彼女は教えてくれた。 それとこれから向かう街で、彼女が育っとこと。 小学校だかで、イジメにあい、川を挟んで反対の学区に転校する為に、当時母親が勤めにいたパート先に、住民票を移し、転校した事や、それで家庭訪問が、スーパーの事務

          今日も、気分は嫁•次第 #3

          今日も気分は嫁•次第#2.1

          馴れ初めの続きではあるが、今日も嫁が朝からヒートアップしている。 早朝の絶叫で起こされる。 「おい、ふざけるな」「!!!!!!!!!!だー!」 どうやら夢でうなされている様で、この場合、すぐに起こさないといけない。 悪夢にうなされて、苦しんでいるのだから、すぐに起こせ!大丈夫だ!夢だよ夢。安心するんだ! と言った具合に、すぐさま声をかけ、ゆすり起こすものだ。そんなこと当たり前だ、そんなこともわかんないのか? 以前からそう言われて、きつい説教を喰らっている。 何だろうね、

          今日も気分は嫁•次第#2.1

          今日も気分は嫁•次第 #2

          さて、そもそも、何故?彼女と一緒にいることになったのか?今思えば、可笑しな事ばかりだ。 私が、バーの経営を任され、カウンターに立って間も無く。彼女は、現れた。確か店での催し物の出演者の1人だった。 それからは、度々現れて、カウンター越しにじっとこちらを見ている事が多くなった。 何をしているのかと聞けば 彼女は、 「目を見ているの。目の奥がとても綺麗ですね」 その時は、何のことだか分からなかった。 今なら、そんな事言う女は、危ないと、すぐにわかる。何かアドバイスがある

          今日も気分は嫁•次第 #2

          今日も気分は嫁・次第 #1

          今日から、少しずつ、嫁の話を書こうと思う。 「お前を殺して、私も死んでやるよ。 そうしたら、判るだろうよ。死をもって私の潔白を証明してやる。」 そう言って、手に持った包丁を、ゆっくり揺らしながら近づいてきたと思ったら、私の右のこめかみをかすめて、包丁は柱に刺さった。 「殺されると思ったか?バッカじゃねえの。 ちゃんとコントロールして投げてんだよ。」 3メートルは離れているのに、確かにいいコントロールだ。日頃から、お前より私のほうが全てにおいて優れていると豪語するだけの

          今日も気分は嫁・次第 #1

          石灰

          グランドの白線は、確か石灰だったよな。 貝殻の粉とかと同じで、カルシウムだな。 あの、風で巻き上がって吸い込んでしまった時の、独特の粉っぽさ。 カルシウムって事だから、骨も同じ味るすのかもな。 結局、なんか粉っぽい白い粉は、全て骨だな骨。 連想ゲームみたいな、いつもの思考ルーレットを回して、根拠のない納得の答えを導き出す。  肌の色は違くても、血は赤く、骨は白い。 なんだかそれっぽい事言って、悟ってるみたいな風を装っても、まだ終わらない、蛇足がつく。 赤白で紅白なんだか

          不安の恐怖

          仰仰しいお題目だが、日常の不安の成れの果て、人様から見たらどうでも良い事ということになる。 私は、週に一度、体を動かすときに、コンタクトレンズを使っている。左目は問題ないが、どうも右目は良くない。 理由は分からないが、よくズレてしまう。しかもズレた事を知らず、取ろうとしては眼球を掴むとこがしばしばある。 先日も、また右目のコンタクトが無いのである。よーく瞼を広げて、眼球を極限まで上下左右、回転したり、鏡の前で口まで尖らせて、顔を擦り付けては、どこかに無いかと悪戦苦闘。

          不安の恐怖

          初モノ

          職場の同僚の話し。 彼は、毎週末実家に帰り、両親の介護をしている。 入退院を繰り返し、デイケアを利用する両親の世話を、妹と引きこもりの甥っ子と、3人で交代の介護状態なのだ。 年末は、実家の近所にご挨拶兼ねて、お礼を配りながら、掃除に買い出しと大忙し。さらに親戚にご不幸があったそうで、輪をかけて、寝る暇もなかったそうである。 そんな彼と私には、共通の失態あがる。アレルギーなのか、胃腸が弱いのか、お腹が緩くなって、トイレに間に合わず、ちょっとそそうする事があるのだ。 オナラ

          初モノ

          お雑煮なのに

          お正月気分も早々に、日常へ、なんだか年々お正月が、短くなる。 1日でも日常に戻るとその連続性が故か、お正月も何週間も前の事のように感じる。 忘れる前に、今年のお正月を、記録しとく。 料理はいつも私がしている。もちろんお雑煮もつくる。今年は我が実家のお雑煮に挑戦した。 里芋、ゴボウ、にんじん、大根、こんにゃく、ちくわ、あと何かしら入れて、出汁は、確かかつお節と昆布のダブルで、昆布は細切りされてて、そのまま具材にもなる。味は、醤油ベースで、ちょっとトロミがでる。 けんちん

          お雑煮なのに