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8/3 京都鴨川建築塾
第4回の建築塾は建築家 横内敏人氏、造園家 大北望氏による設計課題最終講評でした。塾生各々が平面図、立面図、断面図、外構植栽図、模型、パースなどを用意し、自らの計画の趣旨を説明しました。
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私は前回の講評で指摘された庭の内容や位置関係を修正して講評会に臨みました。建物についての指摘は特になかったものの、それらをとりまく庭、駐車場、アプローチ、駐輪場などのつながりや設えについて指摘を受けました。
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その後、横内先生から「こうしたほうが良かったんじゃない?」と見せてもらった赤ペンのライン数本に、それだけで自分が「そうすればよかったんだ!!」と納得させられてしまいました。やはりその発想力やひらめきの裏にある、経験や知識はまだまだ足元にも及んでいないなと実感しました。
大北先生からは「外構が直線ばっかりで固い。」との指摘。たしかに自分の中で外構を美しく見せようと線を通す意識をしていました。ただその後の一言が今回、私にはとても大きく響きました。
「自然に直線や直角なんてものはないんですよ。」
その言葉でハッとしました。建築は直線や直角無しでは構成できませんが、建築の目線のそのままで庭を考えてしまっていたのだなと。それでは恣意的な庭しかつくれません。それが図面を通してプンプン匂っていたのでしょう。自分なりに工夫したつもりではいましたが、分かる人にはやはり分かってしまうのですね。
その後も自分の計画を再度見直し、横内先生、大北先生のアドバイスをもとに再考したら素直にとてもいい計画ができました。
今回の設計課題演習を通して植栽を含めた外構計画が、より深く考えることができるようになったと思います。塾長も含め先生方はもちろんですが、このような会を準備してくださる事務局の方々、さらには講義の後にいろいろと庭のことについて相談にのってくれた塾生の方々にも感謝です。