自然のこと49 | 啓蟄。赤城山小沼、白紙世界。
群馬県赤城山にある小沼(この)より撮影。小沼は、赤城山(あかぎ)の火口原湖で、長七郎山の火山活動でできた。大沼(おの)の南東 標高1470mに位置し周囲は1キロほどで、一周30~40分程度の小路を歩くことができる。この日の小沼は、視界が失われるほどのホワイトアウトで、これは地下70mまで降り一切の視界が失われた富士風穴での体験の真逆であった。風もほとんどなく視界同様にシンとした静寂に包まれた世界では、まるで世の中に描かれた絵のすべてが白紙のキャンバスにリセットされたようだった。自分の身体も極力視界に入らないよう身を丸くして、ただただ真っ白の世界に眼差しをおくる。小沼の真ん中で視た世界。彩られ創られる前の白紙の世界。
火口原湖は、榛名湖、芦ノ湖、大沼(おの)などが代表的な例としてあげられる。
撮影現場は、赤城山 小沼。Nature Good Mode Research。
▷Location Data:
緯度経度: 36° 32′ 7″N / 139° 11′ 9″E
カメラ角度: 109° SE / 標高: 1470m / 気温: -3℃ / 湿度: 98%
時空間: 2023.3.06. 5:25〜07:25 AM
▷Access:
▽Production Cooperation
HELIO COMPASS 地球暦®
▷Snap
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