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自然のこと62 | 秋分。磁石岩と4%の原生林。

Nature Good Modeとは
ある地球の定点から、その瞬間の刻々と移りゆく自然の風景を、 額縁のように切り取った時空間映像。めぐる時とともに第三惑星地球の時空間を美しい映像で綴っていきたいと思います。 二十四節気に身を寄せ、季節の移り変わりを感じ入りながら地球の目覚めを撮影しています。

福井県東尋坊の沖合いに位置する「雄島」は、遠い昔から海神様の島として崇められ、1000年前から人間の手が加えられていない日本海の海岸線では、最後の原生林と言われています。日本の原生林の割合は、国土の4%以下とほとんど残っておらずその貴重さがよく分かります。島全体が「大湊神社」として祀られていることから、鎮守の杜として守られてきた雄島は、島全体を遊歩道を辿って一周することが出来ます。島の面積は約2.1ha、周囲2kmは海食崖で、全体は流紋岩でできており、東尋坊同様に柱状節理が発達しているほか、板状節理も見ることができます。島の北東部へ行くと「磁石岩」と呼ばれる非常に強い磁化された岩石があります。
この日は、何といっても雄島の醍醐味のひとつでもある磁石岩に身を任せながら、秋分の雲の移ろいと波間の強い風をじっくりと眺めました。陽が登り始めるとハヤブサも上空の風を捕まえるのに一苦労する様子が窺える強まる風の中に、大波小波の押しては返す波間の音や虫の音や鳥の囀りに、秋雲の流れと呼応するような氣配を感じます。風が鼓膜を押す感覚は、耳を按摩されているようで、身体全体が心地よさに包まれます。この全身体に羽織るような羽衣感は磁石岩が放つ磁気の影響もあるように感じます。柱状節理の尖った形とは対照的な柔らかさに原始の豊かさを魅せていただいたように思います。

以下のページに | 雄島 | 磁石岩 | について詳細ご覧いただけます。

https://fncc.pref.fukui.lg.jp/wp-content/uploads/2015/05/furusato_fukui_sizen14.pdf


▷情報提供
Nature Good Mode Research

▷Location ​Data:
緯度経度: 36° 15’ 11” N / 136° 7’ 10 "E
カメラ角度: 90° E / 標高: 10m / 気温: 23℃ / 湿度: 69%
時空間: 2023.9.23.5:00〜7:00 AM

▷Access:


▽Production Cooperation
HELIO COMPASS 地球暦®


▽Snap

Kenji "Noiz" Nakamura ©️


今日も、最後までご覧いただきありがとうございます。
All for the next Dimension.


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#地球暦#heliocompass#ローカル七十二候マラソン

© Nature Good Mode / HELIO COMPASS 地球暦®

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