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自然のこと84 | 白き露、白龍雲は紅き天空を覆う。

Nature Good Modeとは
ある地球の定点から、その瞬間の刻々と移りゆく自然の風景を、 額縁のように切り取った時空間映像。めぐる時とともに第三惑星地球の時空間を美しい映像で綴っていきたいと思います。 二十四節気に身を寄せ、季節の移り変わりを感じ入りながら地球の目覚めを撮影しています。

神戸の街からみた天気は薄曇りだったろう。だが高度740m上空にある堡塁岩からの眺めは全くの別物だった。空を見上げれば、幾筋もの白龍のような雲が天を舞っていた。巨大な龍神が大地を巻き上げるように、空の端から端へと絡み合うその姿は、まるで天と地と人を繋ぐ龍神が何かを告げようとでもしているかのようだった。神々の領域とでも言わんばかりに、上空は紫がかった美しい色で空を染めていた。雲の切れ間から、かすかに神戸の街を覗き込むことができる。静寂の中で聞こえるのは、遠くで囁く風と、この地を守っている神々の歌。山岳信仰が根強かったこの場所では、巨石が神々の座として崇められ、今でもその威厳は失われていない。ここに住まう民たちはかつてここで、白龍雲を神の化身とみなし、雨乞いや風鎮めの祈りを捧げていたという伝承もある。現代では、ロッククライマーたちがその険しい岩に挑むことでも人気を博している。堡塁岩はまるで城郭の石壁のように堅固だが、そこに集う者たちにとっては、ただの巨岩ではない。時を越えてそこに鎮座する神々の記憶に大いなる存在を感じている。白龍雲が天を覆い、岩に触れるたびに、かつての信仰の響きが胸の奥で囁く。「この岩はただの岩ではない。かつて巨人が座し神々が見守った祈りの場所である。

▷情報提供
アウトドアステーション フォトン
六甲山頂にあるゲストハウス、社会から切り離され大自然を思う存分満喫できるお宿。 @rokko_outdoor_ststion_foton

▷Location ​Data:
緯度経度: 34°45’ 10” N / 135° 14’ 3 "E
カメラ角度: 165° S / 標高: 740m / 気温: 21℃ / 湿度: 98%
時空間: 2024.09.07. 5:00〜6:58 AM

▷Access:

▽Production Cooperation
HELIO COMPASS 地球暦®

▽Snap:

©️ Kenji "Noiz" Nakamura
©️ Kenji "Noiz" Nakamura
©️ Kenji "Noiz" Nakamura
©️ Kenji "Noiz" Nakamura
©️ Kenji "Noiz" Nakamura

本節も、最後までご覧いただきありがとうございます。
All for the next Dimension.


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#地球暦#heliocompass#ローカル七十二候マラソン



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© Nature Good Mode / HELIO COMPASS 地球暦®

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