「自分」をつかんではなさないこと

自分を観察すること、客観視することが生来得意なひとっているんだろうか。

昨年の秋以来旧い友人の人材発掘・育成・還元事業(いわゆる「ゼミ」)にスポンサー・メンターとして関わっているのですが「基本のキ」は自分を見つめることです。
一に二にも自分の強みを見極めること、つまり自分の市場価値を正しくつかむこと。
たしかに実感として、伸ばすにしても、避けるにしても、組むにしても、募るにしても、とにかく「自分はこういうものだが」と簡潔かつ明快で筋の通ったことが言えると、もうそれだけでスタートダッシュが違います(笑)
その「ゼミ」を通じて、その「自分を知る」ということの難しさをあらためて思い知ったつもりでいました。広い視野で、広い広い視野で、広い広い広い視野で(何度繰り返してもよい笑)、自分と外部との関りを見つけ出してその関りの姿と意味をつかむ、どんな些細なことでも、そしてそれを「一対一」ではなくて「すべての相関で」つまりO(n^2)で考える。
そして、そういう訓練を習慣にしていると、生来不得意かどうかではなく、必要十分な技能としてできるようになるんだ、と。

ですが、先日、当社の業務で「理由書」を書く際に、つまづきました(苦笑)
現場のお客様からはちゃんと求められているのに、購買担当の方の出された条件に不覚にもひとりよがりな判断で「白旗を揚げて」しまいました。
ものすごくシンプルに間違ってしまった…。

企業(組織)広報の基本、ですよね。
いま一度初心にかえって巻き直すぞ。

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