チームでやってるから期待されること

こんなことを考えてみました。
「家庭」で、誰かがその「お宅」に「食事」を頼んだら、誰かが炊事するでしょうけれど、その速さやおいしさはどうなるか。
おそらくどのご家庭にも「台所のエース」はいるでしょう。だからエースがするときとそうでないときでは速さもおいしさも違うのがふつうじゃないかな。
それは「依頼された仕事のデキ」としてはどうなんだろうか?
じゃあ「お店」だとどうか。たぶん「固定的な役割分担」があって「ピラミッドがひとつだけ」であれば、要するに「個人店」と代わりなく「ひとりでやっていたことを分担している」だけの状態なので、むしろ誰かが休んでしまうだけでパフォーマンスが下がるのでリスクが高くなっているとすら考えられます。
頼む側の視点ではどうでしょう。例えば「カレーライス」ならカレーライスを頼んだときに、「お店」に期待する「味」「速さ」はあるでしょうけれど、それが「揺らぐ」ことは好ましいとは思われないはずです。
顧客から見た「チーム」に対する信頼・信用ってそういうことだと思うのです。
ではひるがえって「お店」側はどうあるべきなのか。
この日記でも「チーム、意外と忘れがちな大事なこと」や「ワークシェアを進めよう!」でも書いたように、「分担」と「共有」は矛盾する目標なので、とてもマネジメントが重要なポイントです。
上記のように、過度に分担が進んでしまい、組織のなかで弊害が出ているのみならず、顧客にまで目に見える形で「組織に依頼する意義」が失われるような問題が出ていないか、つねに、よくよく自分たちの身を振り返らなければと思います。

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