【毎日ニューヨークで困ってました】子連れBLUE NOTE NEWYORKでゴスペルのスーパーMCを堪能
わたくし結婚パーティーをブルーノート東京でしたくらいには音楽好きであるからして、ニューヨークに来たらBLUE NOTE NEWYORKにいつか行かなくちゃいかん、と自分に課しておりました。
でも、子供を預ける先もなく、子供不可だろうからと渡米から3か月経過。ぼけーとガイドブックを見ていたらブルーノートニューヨークには「ブランチ」なるものが存在していることが発覚。なんと年齢制限なし。プリンセスたちを連れて行けるではないか。
興奮のあまりすぐに予約。演目はもはやなんでもいい、と息巻いて、翌日のハーレムのゴスペルクワイヤーのブランチ公演を予約できました。ちなみに子供料金はなかった。耳の穴かっぽじってよく聴けよプリンセス。
実は2度目。20年くらい前に家族で初めてニューヨークに来た時にもブルーノートに来たのであった。
ブルーノートは夜だったのでだいぶイメージが違う。なんでだろう。
隣がセブンイレブンだからかもしれない。汚めの。
中に入ってみると
だいぶ狭い。横に長い。
テーブルにはアーティストたちのサイン入り。
私はセルジオメンデステーブル。
マシュケナダテーブルで頂いたのは
ブランチメニューの中から
唯一名前にブルーノート、と入ったブルーノートオムレツ。
びっくりの無味!
健康志向!!
ケチャップぶっかけ前提の味付けであった。そして中身はこの食事で俺は卵ときのことほうれん草を摂取するぞ、という気合いを感じる密度であった。
パンフレットをGoogle翻訳して、と……。
私の精神を天使のように高めてくれるそうです。
四人掛けのテーブルかと思いきや、「あと2人座ります」と相席に。
かなり狭い。でも頑張って詰めればいけるかなと思ったら、お相撲さんみたいに大きい人2人登場。サイズで言うと武蔵丸くらい大きい。武蔵丸なら明るくて楽しそうだけど、陰気な武蔵丸が二人。テーブルに体が入りきらずほぼ通路鑑賞になってしまった武蔵丸は黙りこくって、非常に気まずいテーブルに。私の精神を早く天使に高めてほしいと願ったところで、開演。
ゴスペルというものを初めて聞くので、昨日の夜、映画「天使にラブソングを」を見て予習してきた甲斐があって、「オーハッピーデー」など有名な曲も歌ってくれて興奮。歌も予想通りとっても上手でコーラスも素晴らしく、気持ちの良い音圧に酔いしれたわけですが。
なにより印象的なのが、メインボーカルのおばさまのMCが、なんども客席から客をステージに呼び寄せるスタイル。
一人男の子をステージにあげて、グループの名の入った?ブレスレットを付けてあげたあと、
「みなさん、神様のご加護がありますように、手を挙げて~高く上げて~そして天を指して~」
というので、みんな「何かゴスペルのしきたりなのかな?」という風に皆天を指さしたところでの
「1ドル~。たったの1ドルで~このブレスレットを買えるわよ~」
ただの営業トークだった。
他にも、また一人の若い男性をステージにあげて、
「あなたの手を見せて~
広げて~
とっても美しい手ね~~」
と意味深手を触り、キリスト教的な占いなのかな?と皆が思った時
その手にマイクを載せて
「握って~歌うのよ~」
と強引に歌わされていたお客さんも居ました。
ニューヨークの上沼恵美子はハーレムに居ました。
客も客で、多分呼ばれてないぞ?っていう男性がステージに上がって歌ったりしていましたが、皆それなりに上手でどうにかなっていた。
皆「ドイツから来ました」「ポーランドから来ました」「ブラジルから~」
などなど、観光客ばかり。堂々と赤ちゃん英語でもスマートに過ごせたと思う。お土産屋で買おうとしたシャツが280ドルなことにレジで気が付いて必死で返したこと以外はーーーーーー。
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