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【ニューヨークで毎日困ってます】初アメリカンクリスマス。ローストビーフを作るまで

ついにやってきたクリスマスイブ。
LAに住む義理妹ファミリーが我が家にやってきました。

コロンバスサークルのクリスマスマーケット

義理妹の旦那さんはデンマーク人でそれはそれはクリスマスへの思い入れが強強。正月のおせちみたいなものらしく、ディナーのメニューもとても気になる模様。ローストビーフでも作ろうかな、と言ったら、付け合わせは?デザートは?とメニューリストが作成されました。「ロ、ローストビーフ作ったことないんだけど失敗したらどうしたら」とビクビク伝えたところ「じゃあメイプルハムを予備で買っておこう」とサブメインも設定。なんだ、メイプルハムって。
「あっためるとハムステーキみたいに美味しい」
とのこと。

セントラルパークが見えます

クリスマスはかなりのスーパーが閉まると聞いたので、前々日にWhole Foods Marketで塊肉を購入。

肉売り場

いつもよりだいぶ多めの肉売り場である。
ローストビーフの肉がどの肉なのかさっぱり分からん。
お店の人に「ローストビーフ作りたいんだけど、、」とまで伝えると、お店の人が「これこれ」と勝手に選んでくれました。助かる~。

ハム売り場でメープルハムなるものを発見。
「どんくらい欲しいの?」
「3人分くらい?」
と答えたら、3秒くらいですごいスライスされてしまった。それ、ハムや!普通のハムや!あっためてステーキにするって言わなければいけなかったのか―――。時すでに遅し、気は小さし。やり直せなんて言えない。

さて、ローストビーフ背水の陣。
お客様が来る数日前に練習をすることにしました。
アメリカビーフ協会?レシピ通りに作ってみまして
前日夜から塩をぬりこんで、調理前に30分常温に戻し、100分オーブンに入れて、さらに1時間アルミホイルで覆って余熱で熱を入れて~

調理前やないかい。
レアすぎ―――。
NYの師、Mちゃんに写真を送ったところ
「これは、常温に戻す時間が足りない。今の時期なら2時間だね」
先輩~~~!写真一枚で良くここまで!!
さらに、かつてアッパーウエストに住んでいた更なる料理上手なY先生のレシピを送ってくれました。ニューヨークアッパーウエスト秘伝のレシピを手に入れた……!

練習は失敗に終わりもう一度練習するか迷いましたが私の胃と相談して当日ぶっつけ本番にすることにしました。
私には秘伝のレシピがあるからきっと大丈夫!
まず、肉に油とガーリックソルト、塩コショウ、ブラックペッパーを塗りたくる。

横で見ていた次女が「アリ???」と怯えていたけど、秘伝のレシピ通りです。

各表面を2分ずつ焼いて~

肉を取り出して、そのフライパンで醤油や酒、味醂、かつおだし、ニンニクで作ったタレと

タレと共にジップロックに入れて、低温調理60分。

その間にテーブルセッティングでもするか。
「アメリカ クリスマス テーブル」で検索したところ、
テーブルの上にろうそくやクリスマスっぽい植物を置くっぽい。
ランチョンマットも必須。
真ん中にタラ―ンとテーブルランナーというものを敷いて、
皿を二枚重ねている。
ナプキンはナプキンリングにでまとめて
……どんだけ!
アメリカどんだけ買わせるの!
全部揃えたら家計が!……もう既に手遅れだったような気もする。
少しでも安く可愛く、ということでブラックフライデーで揃えました。

ランチョンマット、ナプキン、クリスマスツリーの皿、謎の動物の皿。
Amazonでフェイク植物と、キャンドルホルダー。紙のツリーと、サンタのぬいぐるみ。皿2枚重ねは断念。
よく考えたら親戚にそこまでかっこよくしなくていいよね。すでに手遅れ。

さて、肝心の肉です!
入刀いたします……。

タターン!!!
綺麗なピンク色〜!
秘伝すごー!!!!

デンマーク人の義理弟が綺麗に切り分けてくれて、
七面鳥の羽のデザインの皿に牛肉がびっしり並びましたー!狩猟民族の国にやってきたぜぇー!!

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