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【ニューヨークで困っています】小学校遠足でBig Apple CIRCUSビックアップルサーカス

今日は姉妹の遠足の日。
それぞれの先生から付き添い募集メールが来て、姉妹から「来て来て!」とお願いがしつこい。英語が喋れないから寂しいんだろうか、と可哀想になって来て、若旦那と手分けしていくことに。
お嬢はネイティヴアメリカン博物館。次女アムはサーカス。英語力がより問われないのは……サーカスだな!

今回のサーカス遠足は普段50ドルくらいかかるサーカスを無料で見られるということで、親の付き添いも争奪戦。付き添いは1人の子供につき1人の親のみ。キャンセル待ちも発生して担任の先生からかかって来た電話にすぐに取れるとチケット当選ということだった模様。当日も、1人ごねている親がいて、結局なぜかお父さんまで来ていた。

私英語喋れないけど、自分の子供とそのほか1人を担当しないといけないらしい。できるかな……サーカス中に色々英語で聞かれたらどうしよう。。。
と不安な気持ちで学校へ行ったら、担当するのは男の子。この子も突然知らないアジア人の中年女性に手を繋がれたら不安だろうと英語で話しかけることにする。「ワッチュアネーム?」「………」「ハロー」「………」
??
アムに聞くと「この子ねー、英語喋れないの。」「名前は?」「わかんない」
先生も考えたな。
英語喋れないなら、共通言語0の子供当てても同じだろ、という。
とりあえず着てるTシャツのキャラクターを当てたりしたけど、ニコっとするだけであった。彼の声はどんなだったのだろうか。

リンカーンセンターの敷地に張られたテントはギュウギュウ。学校デーなのか、あっちもこっちも引率の先生と子供だらけで、付き添いも結構真面目にやらないと居なくなっちゃう芋洗い状態でした。無口ボーイ、君と交流は諦めたが、せめて君の安全を守る。

小さめの会場だったので、あまり場所は良くなくてもまあまあ見える。無料できてるから文句は言わない。
イメージ通りのサーカスに、ニューヨークっぽさを加えて、進行役はネズミ。投げるものはピザ。

ニューヨークタクシーに乗った犬。

とにかく可愛い。
ニューヨークの名所別に演目が変わって、フィフスアベニューやらリトルイタリーやら、円形のスクリーンに映し出されて、曲もニューヨークの曲がかかってお客さんが歌っていた。皆ニューヨーカーであることに誇りを持っている模様。
私が東京サーカスで、東京音頭がかかったら歌うかなー?歌うか。ヤクルトファンとして。
他にも綱渡りやら空中の輪っかをクルクルしたり、生演奏に乗せて盛り上がり、期待通りであった。が、一つ想像を超えて来たのが、「カーネギーホール」の演目で「この場所はニューヨークでも一番クラシックな場所だ」と紹介して出て来た燕尾服姿の男性三人が厳かな音楽に合わせて登場し、

口から水を出す芸。
まさかそんな、江頭2:50のYouTubeみたいなことは………

向かい合ってみたり

三段重ねになったりする。
こんな宴会芸みたいなものをニューヨークのど真ん中でーーーくだらないーーー素敵ィーーー!

この後、水を隣の人の口に目掛けて出し、その人がそのまた隣の人の口に出し、最後の人が飲む、というコロナ禍ではあり得なかった芸が披露されテントは最高潮に。
最後は客席から人が選ばれステージに上がると水を渡されて口から出すように促され、さらに、三人のおじさんの口を経由した水を飲むように促されるとお客さん拒否。当たり前。
でも

客席から激しくお願いされて、お客さん結局三人おじさん水を飲んでました。偉い。のかな??
アメリカ、衛生観念すごい。大らかすぎる。なんか色んな意味で敵わないーーー。

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