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【ニューヨークで毎日困ってました】秋の風物詩らしいアップルピッキング初体験その①ーグランドセントラル駅からハドソン鉄道ー

もう半年以上毎日シックスパッドの腹筋を鍛える腹巻みたいなのを付け続けているのだけど、全くお腹が締まらない。
もう神経質なくらい毎日つけているのに。
充電だってちゃんとマメに補充して、欠かさず付けているのに。
ロナウド!!どうして!!

……ということで、ニューヨークの秋といえばアップルピッキング、すなわちりんご狩りらしい、と聞いて、もたもたしているうちにもう10月後半に。
友達から聞いていた農場も、最新の口コミを見ると「もういいリンゴはありません」とか「虫食いとか病気のリンゴばかりで許せない」とか書いてあって、行こうかかなり迷ったのですが、ガンジーも明日死ぬと思って生きろって言ってたし、とりあえず明日死ぬなら虫食いのリンゴでも食べる覚悟で、週末行くことにしました。

グランドセントラル駅からハドソン川沿いを北上する鉄道、ハドソン鉄道に乗るのは初めてである。知らない人のブログによれば、午後は混むから朝早くに行くべし、とのこと。普通は車で行くみたいですが、車もなけりゃ免許もないので、電車一択です。これまた知らない人のブログによれば、最寄りの駅でウーバーを呼んで、20分程度で農場へ着く模様。

窓口でもにょもにょいう所存でしたが、ハイテクな券売機で、行先を選んで購入。一人13ドルくらいでした。子どもは1ドル。やっすう。

あとはホームが決まり次第電光掲示板に掲載される仕組み。
しばらく待ってると、24のホーム、と映し出されて

一斉に人が流れ込みます。みんな焦ってるわ~。

寂しいホームと寂しい車両。
古いし、薄ら汚いし、殺風景だし、きっと何十年前もこの光景が広がっていたのではなかろうか。


トイレが付いている!神様はいたわ!
座席はあっという間に埋まって、結局最後は座れない人が通路に押し寄せ、イスと椅子の間に座りだす強者も。
だからみんな急いでホームに向かったのかーーー。

ハーレムを抜けて~

ハドソン川越しの紅葉がスゴイ。なんの木かは知らないが、しばらく紅葉した森が続き、興奮。向かって左の席に座るとよく見えます。右に座った姉妹、感動ゼロ。

ちなみに車両のトイレは

日本の新幹線よりだいぶ広い。
そこまで汚くない。

すみっこに脱ぎ捨てられた服があって怖いくらい。

途中、スリーピーホロウでも有名なタリータウン駅で人が少し減って、ようやく車掌さんが登場。切符を手渡して終わり。

1時間ちょっとの電車の旅、終わり~!

PEEKSKILL駅到着~。

こじんまりとした綺麗な駅併設カフェとビストロもあって、入りたいけど、ブログの人曰く、混むらしいから早く農場向かわなきゃ。
ウーバーを呼ぼう!
……ドライバー見つからない。違う配車アプリにしよ。
……ドライバー見つからない。
…………
2時間経過—――。
「ここはさっきの途中の駅まで戻って、スリーピーホロウ観光にしようか」
「次回は必ずレンタカーで来る」
結局1時間半後の予約車を見つけ、

駅のレストランで昼食をとって時間をつぶすことに。
こちら、ナスのハンバーガー。
ベジタリアン用メニューかな?肉に疲れてきたところなので、まあまあ美味しかった。でも油を吸ったナスがぐにゃぐにゃしていて、食感がイマイチである。
1時間半後、ようやく来てくれたウーバーに乗り込み、農場に向かう。途中、大きな庭付き一軒家に紅葉した木々をかき分けるようにいわゆる田舎のアメリカの光景の中進んで行って、「マクドナルドの三角チョコパイのCMみたい!」

……マクドナルドはさておき。
赤毛のアンのグリーンゲーブルスってこんな感じかな~~??
と黄色い世界に満足していたのもつかの間、目的地に着いたはずなのになぜか運転手さんがおろしてくれない。
「ふぃにっしゅ くろーず」
と繰り返す。
え?農場閉まってる??
でも、サイトには営業してるって書いてあるんだけど、と若旦那が言うと
「ふぃにっしゅ。あいのう」
俺は知ってる。閉まってる。
って言って、車を先に進めてしまうドライバー。
「なんでもいいからおろして」
と頼み、降りたら、

やってる。やりまくってる。
人であふれかえって大繁盛している。
ドライバーさんは一体何を知ってたのか―――。
拉致する気だったのか?農園が閉まってのを知っているなら行先が指定されている段階で言ってくれればよかったような?
謎は深まるばかりである。
11時過ぎに着くはずが到着は13時。
農場が締まるのは16時半。
これは必殺高速リンゴ狩りを実行する時よ――――。


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