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【サンフランシスコで困ってます】ゲームセンター博物館Musée Mécanique


サンフランシスコで一番賑わう港が、意外にお台場みたいで、飛行機に乗ってお台場に来ちゃったのかもしれない、と不安になってGoogleマップをチェックすると、25セントで遊べる激安ゲームセンターがあるらしい。

地味な倉庫の中を覗くと、ゲームセンターというか、ゲームセンター博物館だった。
昔からあるアーケードゲーム機が一律25セントで(時々50セント)遊べる、現代のニューヨークではあり得ないお得プライスゲームセンター。

ブリーフおじさん四人組

こんな時に限って20ドル札しかなくて、両替機に入れたらとんでもない量の25セントがドババババー!!100回分出てきた。
でもアメリカ生活で小銭を使うタイミングはほぼない。ヤケクソ!全部使うぞ!

「好きなだけどんどん遊べ〜」
これまで母がゲームセンターでかつてこんなおおらかだったことがあっただろうか。
「えっ?いいの?何回でもいいの??」
唐突に富豪になって戸惑う娘たち。

とはいえ、かなり昔からのゲームだから、
箱の中の人形が踊るのを見せられて終わる、現代っ子にとっては衝撃。
「え?ん!?!おわった?!?」

何が起きてるのかわからないものも。

回ってるだけ。

ビデオ流れるだけ。

腕相撲ゲーム、激強!!4人がかりで負けた。
昔の子供、もしかしてめちゃくちゃ強かった??

等身大のおじさんおばさんが箱に閉じ込められているタイプのゲームは、手相も生年月日も入力させてくれない、お金を入れたら紙が出てくる占いというかくじ引き。内容は「あなたの性格は〜」という性格診断的なものであった。私の何がわかるのーーーこわいーーー。

ピノキオってこう言う人形だったのか。
ゼペット爺さんの取引先がなんとなくわかった気がした。

博物館だけあっていろんな時代のものがあって、ワニワニパニックもどきも。

この博物館の人気者は

この人らしい。
少し前屈みのパーマのきついおばさま。

laughing Sal。サル?サルさん?
太った女とも知られている、だって。
いや太ってないから。
令和の時代にコンプラ違反です。


試しにお金を入れたら、ずっと笑っていた。
いろんなタイプの笑い声が録音されているのが流れて、お人形もギシギシ動く。
体感3分。長い。
何がそんなにおかしいんですか、いや、笑いすぎですって、そんな笑ってるの逆に怖いですよ……って笑い上戸のおばさんを思い出すゲーム?
姉妹は「怖いよ、怖いよう」

テトリスとかインディージョーンズパチンコなど、ちょっと前のゲームもあって結局小一時間で4人で20ドル使い切り。
あまりにレトロなので、そこはかとなく怖い。ピエロとか出てきたら恐怖で失禁してたと思う。
だから人がたくさんいる時間帯に行けば楽しめると思います〜。

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