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【ニューヨークで毎日困ってます】力技でお節と店構えの寂しい味千ラーメン

まだ紅白のことを思い出して泣いて、若旦那に熱弁してまた泣いて、体調悪くなってきました。
もしかしたらB’z紅白のことを想いすぎて生き霊になってNHKホールに取り憑いてるのかもしれない。

さて、元旦におせちが無いと、教養のない伝統文化を理解しない嫁だと思われる!と、アッパーウエストのベテラン駐在妻に泣き付いたら、新橋、という名の日本食材店に去年はおせちが激安で売られていたとの情報を頂戴しました。
大みそかは蕎麦をゲットしてそのまま新橋へ。おせちのセットはなかったけれど、栗きんとんとなると、豆はあった!かまぼこは売り切れで、里芋など筑前煮の野菜もなし。
こりゃ~おせち作れないね!
とおせちを作れない大義名分をゲット~!!!
仕方ないよねえ~!と大手を振って帰宅。
翌朝、集まったありったけのおせちを並べると

半分以上豆ーーーー。
エビと小魚をゲットできたのは、ベテラン駐在妻さんたちの「正月の魚を輸入する祭り」に参加させてもらったから。
またの名を、送料がかなり高くて個人で頼むのは躊躇する冷凍魚を年末年始に魚を食べたい日本人を募って送料を分けよう作戦。
お陰で、

刺身祭り~~~!!!
これをまとめたのがNYの師Mちゃんですが、合計19人、合計1500ドル以上の注文を集め、送料無料に。やはり名実ともにアッパーウエストのドンである。
沢山のメニューの中におせちのセットもあったため、注文しておいたのでした。
豆お節から脱却できたのはこのお魚屋さんのお陰。
それにしても日本を出てから会えなくなっていたウニとイカと感動の再会。
居なくなって初めてわかるウニとイカの大切さ。LOVE―――。
「このお魚はどこで取れた魚?」
わからない。


貰ったメニューには会社の名前も住所もなかったし、何なら、中国語が半分だった。商品の写真も、左にあったり、中央にあったり、私が作ったホームページみたいに怪しい。日本に居たらぜっっったいに頼まない。
が、ふたを開けてみたら味がとっても良かった!
臭くないし、歯ごたえも良かったし、ウニがとってもとっても美味しかった。あと3倍くらい頼めばよかったと後悔しております。

さて、2024年大みそか最後のラーメンは
味千ラーメン!

年越しそばのお店の近くで、子供がお腹空いた~お腹空いた~というので入ろうとしたのですが、店構えがあまりに寂しい。食品サンプルの棚、スッカスカ。これはヤバい。やめたい。しかし子供がうるさい。ものすごい重い足取りで入店。

裏寂しいし、日本人のお客さんも店員さんも居ない。
お店のインテリアも素人感がスゴイ。
これは私のマズいラーメン屋アンテナがビンビン振れています!
パリでこの雰囲気なら300%マズい!!

あれ、意外と美味しい。
一杯15ドルとマンハッタンにしてはお手ごろ。
ガッツリとんこつの半分くらいの濃度だけれど、クリスマス暴飲暴食期を過ごした体にはちょうど良い。気が付けば満席。日本人はいないけど。
私のマズいラーメン屋アンテナ、アテにならなかった~。


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