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Google Cloud PlatformのGoogleComputeEngine(GCE)の基本的操作 (2023.APR.30th, with Chat-GPT4)

1. はじめに

Google Compute Engine(GCE)は、Google Cloud Platform(GCP)が提供するInfrastructure as a Service(IaaS)であり、仮想マシンを作成、管理、および操作するためのサービスです。このコラムでは、GCEの基本的な操作を学び、仮想マシンの操作に慣れていきましょう。

2. GCEのインスタンスの作成

2.1 Google Cloud Consoleからのインスタンス作成

  1. Google Cloud Console にログインします。

  2. プロジェクトを選択または作成します。

  3. 左側のナビゲーションメニューから、Compute Engineを選択し、VMインスタンスをクリックします。

  4. VMインスタンス画面で「インスタンスを作成」ボタンをクリックします。

  5. インスタンス名、リージョン、ゾーン、マシンタイプ、ブートディスクなどの設定を行います。

  6. 必要に応じて、ネットワーク、ディスク、マネジメント、セキュリティ、およびソフトウェア設定を調整します。

  7. 「作成」ボタンをクリックしてインスタンスを作成します。

2.2 gcloudコマンドラインツールを使用したインスタンス作成

  1. Google Cloud SDK をインストールし、初期設定を行います。

  2. ターミナルまたはコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行してVMインスタンスを作成します。

  3. 必要な引数を適切に置き換えてコマンドを実行します。

gcloud compute instances create [INSTANCE_NAME]
 --project=[PROJECT_ID]
 --zone=[ZONE]
 --machine-type=[MACHINE_TYPE]
 --image-family=[IMAGE_FAMILY]
 --image-project=[IMAGE_PROJECT]
 --boot-disk-size=[DISK_SIZE]

3. GCEのインスタンスに接続

3.1 Google Cloud ConsoleからのSSH接続

  1. Google Cloud ConsoleのVMインスタンス画面で、作成したインスタンスの行にある「SSH」ボタンをクリックします。

  2. 新しいウィンドウが開き、SSH接続が確立されます。

3.2 gcloudコマンドラインツールを使用したSSH接続

  1. ターミナルまたはコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行してSSH接続を行います。

  2. 必要な引数を適切に置き換えてコマンドを実行します。

gcloud compute ssh [INSTANCE_NAME]
 --project=[PROJECT_ID]
 --zone=[ZONE]

4. GCEインスタンスの操作

GCEインスタンスに接続したら、通常のLinuxサーバーと同様に操作が可能です。パッケージのインストールやアプリケーションの設定など、必要な操作を行いましょう。

5. GCEインスタンスの監視

5.1 Google Cloud Consoleからの監視

  1. Google Cloud ConsoleのVMインスタンス画面で、インスタンスの行をクリックします。

  2. インスタンスの詳細ページが表示されるので、「監視」タブをクリックします。

  3. CPU使用率、ディスク読み取り/書き込み、ネットワーク送受信などのメトリックを確認できます。

5.2 Stackdriver Monitoringでの監視

  1. Google Cloud Consoleで、左側のナビゲーションメニューから、Monitoringを選択します。

  2. ダッシュボードを作成し、Compute Engineインスタンスに関連するメトリックを追加してカスタマイズします。

6. GCEインスタンスの停止、開始、削除

6.1 Google Cloud Consoleからの操作

  1. Google Cloud ConsoleのVMインスタンス画面で、インスタンスの行にあるチェックボックスを選択します。

  2. 上部に表示されるボタンを使用して、「停止」、「開始」、または「削除」を実行します。

6.2 gcloudコマンドラインツールを使用した操作

  1. ターミナルまたはコマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行してインスタンスを停止、開始、または削除します。

  2. 必要な引数を適切に置き換えてコマンドを実行します。

gcloud compute instances stop [INSTANCE_NAME]
 --project=[PROJECT_ID]
 --zone=[ZONE]


gcloud compute instances start [INSTANCE_NAME]
 --project=[PROJECT_ID]
 --zone=[ZONE]


gcloud compute instances delete [INSTANCE_NAME]
 --project=[PROJECT_ID]
 --zone=[ZONE]


7. まとめ

Google Compute Engineを活用することで、簡単かつ迅速に仮想マシンを作成、管理、および操作できます。Google Cloud Consoleやgcloudコマンドラインツールを使いこなし、効率的なインフラ管理を行いましょう。今回のコラムで紹介した操作をマスターすることで、Google Compute Engineの基本的な操作ができるようになります。

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