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おやすみのおわりに

ベッドの上。カーテンの隙間から射し込んでいた陽の光が、時間とともにぼんやりと柔らかくほどけてゆく。休日のおわりを感じる夕方は、なんだか少し寂しくて不安で、何もできなくなってそのうち眠ってしまうんだ。

気がつくと外はもう暗くなっていて、いつの間にかお腹もすいている。もう半日もすれば仕事に向かう時間だ。そんなことを考えながら、明日から再開される日常に向けて、心の準備を整える。

ありきたりで何もない、いとおしい、おやすみ。

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