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【ポケモンユナイト】「マスターに上がりたいならジャングルに行け」は正しいのか?
先日マスターランクに昇格したので、かねてから思っていたこの件について話そうと思います。
前提条件を共有するため、マスターランク昇格時の私の戦績を載せます。
見ての通り、サポートタイプとディフェンスを合計8割ピックして199試合を戦い、勝率59%でマスターランクへと到達しました。
カメックスのピック3%をディフェンスタイプに加えるのはちょっと詐欺っぽいところがありますけど。
ともあれ大半の試合においてはサポートかディフェンスをやっていたと言っても、それはウソではないでしょう。
というわけで再度タイトルの問いかけに戻ります。
「マスターに上がりたいならジャングルに行け」は正しいのか?
私個人の体験からの結論:いや結局チームゲーですよこれ。
これだけ数多くサポート/ディフェンスタイプをピックしましたが、実際にはアタック/バランスタイプの方が勝率が高くなっています。
「あれ、やっぱり自分でキル取っていった方が強いんじゃないの?」となるかもしれませんが、個人的にはちょっと違うんじゃないかなと思っています。
私のピック基準のせいで前提が歪んでいるからです。
私のピック基準(上から優先)
— 磯野(NoioS) (@pm_isono) September 3, 2021
中央が空いてる→ゲッコウガ
ディフェンスサポート枠が空いてる→カビゴン>プクリン
タンクとバランスが計2,3枚いて戦線が安定しそう→Aキュウコン
ここまでのどれにも該当しない→ルカリオ
エスバとワタシラガはピックしなくなったので過去のデータが残っているだけ
これはカメックス実装直後で評価が私の中で定まっていなかった時のピック基準ですが、カメックス後も概ねゲッコウガ→カメックス、カビゴン→ワタシラガに変わったくらいでほとんど同じ思考回路でピックを決めています。
この基準でピックするどうなるかというと、私がアタック/バランスタイプをピックするときは、チームに必ずサポート/ディフェンスタイプが2人いることになります(カメックスを除く)。
一方で私がサポート/ディフェンスタイプをピックする時というのは、他の人たちにチーム構成を丸投げすることになってしまうため、サポートが私一人という状況もまぁそれなりにあります。
ランク帯にもよりますが概ね半々くらいというイメージです。
サポート/ディフェンスがチームに2匹必要というのはあくまで私の価値基準でしかありませんが、動画や配信を見る限りでは多くのトップチームもそうしています。
こうすることで各レーンで「経験値を取得する人」と「その補佐をする人」に明確に役割を分担することができ、戦いやすくなります。
より具体的に説明します。そんなこと知っとるわという人は流し読みしてください。
これはポケモンユナイトに限らず他のMOBAでもそうですが、概ね以下の傾向があります。
ダメージを出すことを目的としているキャラは、とにかくレベルが高い方が良い。
ダメージを出すことが目的であり役割であり、レベルが上昇することで比例してダメージも伸びていくため。
一方でサポート系は、必ずしもレベルが高い必要は無い。
(もちろん低いよりは高い方が良い)
ダメージを出すことよりも、相手をスタンさせたり、移動速度を変えたりすることが求められることが多く、そういう種類のわざの多くはレベルを上げても性能が変化しないため。
もちろんこんなにキレイに二分されるわけでもなく、カビゴンだったらレベル6でヘビーボンバーを覚えていないとさすがに戦いにくいですし、ワタシラガのコットンガードのシールド量はレベルに応じて増えます。
しかしヘビーボンバーのスタン時間はレベル6でも15でも1秒です。
グラスミキサーの移動速度バフもレベル4から15まで一律1秒です。
アタック系とサポート系でどちらを優先してレベリングすべきかと言われれば、当然アタック系ということになります。
一方でウッウのようにアタック型とされていながらもCC要素が強いキャラもいて、その辺りしっかりと話をし始めるとややこしいのですがこの辺で許してください。
さて、このゲームは知っての通り時間制限があり、かつ相手もあって成り立っているゲームです。
限られた時間と経験値をチーム内(あるいは相手のチームと)でうまく配分して上で戦う必要があります。
というわけで最初に述べた私なりの結論に帰ってくる、というわけです。
Q.ジャングル行かなきゃ勝てませんか?
A.チームにジャングラーがいないなら行かなきゃ勝てません。
そうじゃないならちゃんとしたレーナーになった方がいいです。
レーンの構成も考えましょう。できればあなたは経験値を稼ぐべきなのか、そうでもないのか、意識してみましょう。
1+1=2ですとわざわざ遠回りして説明するようなこの感じ、実にむずむずしますね。
でもまぁ、セオリーというのは強いからセオリーになるわけで。
強くなりたいならある一定のラインまではセオリーに近づいていくのは当たり前なのではないでしょうか。
というわけで1+1=2の説明、終わり。それではまた。