ユナイトについて何でもいいから書こうと思い立った結果
※注意
書き終えてから読み返してみましたが、100%勢いで書いただけあって口調が、文体が、表現が、何もかもがとても気持ち悪いです。
せっかく書いたので読んでほしい反面、読者に不快感は与えたくないので、少しでも「あ、ダメだこれ」と思ったらすぐに読むのを止めて新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込んでこの記事のことは忘れてください。
代わりに結論だけここに書いておきます。
嵐っていいよね。
え?「嵐って何?」ですって?
やだなぁ御冗談を、ジャニーズの嵐に決まってるじゃないですか。
それじゃ本文へどうぞ。
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何かを書くことだけ決めて、さて何を書こうかと考えるのは、ひょっとしたら初めてかもしれない。
さて、何を書こう。
ユナイトにおける最低限のセオリーは履修したけど、わざわざ焼き直すほど何か私が付加できる価値は無いし。
Tierリストは個人的にGとパクチーの次くらいに嫌いだから作ることは多分無いし。
それじゃあ、というわけでメンタル面、特に野良のお話しようかなって。
野良にキレることについてちょっと考えてみる
この手のゲームはこの問題がつきものである。
今日も私の知っている人も知らない人も、味方ガチャに疲れ、怒り、そして悲しんでいる。
そんな「味方にキレる問題」は解決可能なのかどうか。
答えは簡単。可能である。
なぜならキレているのは他でもないあなただからだ。
あなたがキレなければ解決だ。めでたしめでたし。
いやいや待てと、私がキレているのは味方がクソだからであって、
良い味方を引けるかどうかは運じゃないか、と言いたいかもしれない。
それは違う。議論のすり替えである。
もう一度言うが、その残念な味方に対してキレているのはあなただ。
あなたがキレなければこの問題は発生しない。
試合は負けるかもしれない。
それはあなたがキレるかどうかとは別の話だからだ。
とりあえずあなたがキレさえしなければ、味方にキレる問題は解決している。
議論をすり替えてるのはお前だ、そんなのは詭弁だと言うかもしれないが、だとしたら問題設定が間違っている。
というわけで問題設定を変えよう。
残念な味方がいる場合に、どうやったら勝てるのか?
これも答えは簡単だ。無理だ。
勝てない理由は味方がダメだからだろうか。
それもある。ひょっとしたらほぼ100%そいつのせいなのかもしれない。
でも、それ以外にもある。
それはあなたが、その残念な味方が何がしたいのかを汲み取れておらず、結果としてチームワークが成立していないからだ。
もっと言えば、あなたは味方を駄目なやつだと判断するのが早すぎるのだ。
ポケモンユナイトはMOBAというジャンルのゲームである。
今さら説明するまでも無く、このゲームはチームで戦うゲームであり、かつプレイヤースキルによって向上する戦闘力には限りがある。
格闘ゲームやFPSのように、1人のプレイヤースキル一本槍で相手を全てなぎ倒すのは、このジャンルにおいては極めて難しい。
味方が何をしたいのかを察し、自分が何をしたいのか察してもらい、それらが噛み合った時に初めて、上手くいくようにできているのだ。
それ見たことか、と言いたい人もいるだろう。
やっぱり味方がクソだと勝てないじゃないかと。
カメファイトの落とし穴
ここでちょっと実例を出そう。
今やこのゲームにおけるいざこざの代表例にまでなってしまった「カジリガメが出る時間に下レーンにいない味方」について。
まずこの作戦の知名度はどの程度だろうか。
誰でも知ってるやろ、と言うかもしれないが、その「誰でも」が割と落とし穴である。
2017年11月1日放送の『水曜日のダウンタウン』によると、日本の有名人知名度トップはタモリで、その数字は97.8%だそうだ。
この数字は確かにすごいのだが、逆にすごいことも分かる。
「2.2%はタモリを知らない」のだ。
このアンケートは2000人を対象に行ったそうなので、44人もタモリを知らない人がいたのだ。
これはユナイトの記事なのでさらにこの数字をユナイトでたとえるなら、「13試合に1回はタモリを知らない人がいる中で戦うことになる」ということを意味する。
※注意1:その人が敵か味方かは分からない。
※注意2:ゲームをする年齢層は知名度調査とは違いかなり偏っているため、恐らく実際にはそうはならないが、まぁここはとりあえず単なる数字の話として流してほしい。
言うまでもないが、「残り7分になったらカジリガメに集まる」の知名度なんて、さすがにタモリに比べたらかなり低いだろう。
例えばこの戦術を知っている人が、7割いるとしよう。
ちなみにこの数字は同番組の知名度調査で言うと、嵐の松本潤、二宮和也レベルの知名度である(それぞれ69.7%、70.7%)。
どうでもいいけどこの二人の間に萩本欽一(69.9%)が挟まっているのが絵的に面白い。
閑話休題。
7割が高いか低いかはそういうわけで多分諸説あるけど、とりあえず嵐の知名度と考えればまぁ問題ない数値だろう。
テレビ見てればだいたい嵐は知ってるだろうし、ユナイトについての情報を調べていればだいたいカメファイトについて知ることになるだろう。
うん、多分似たようなもんだ。
さぁ、どのくらいの確率で味方はカジリガメに全員来るだろうか。
34.3%。
3試合に1回くらい。
母数にもよるが、十分大きな集団から3人選出し、そのうちの7割が特定の戦術を知っている、という条件のもとでは、およそ34.3%に収束する。
(4人でなく3人なのは、下レーンにはもともと2人いるから、さすがにそいつらはどっかに行かないと仮定している)
つまり仮に、「カジリガメに集まらない味方がいたらキレる」と仮定するなら、この条件だと3試合中2試合はキレていることになる。
勘のいい方は気付いたと思うが、この仮定はあなたが下レーンにいることを想定している。
確率を上げたいのなら、あなたは上レーンか中央レーンに行くべきだ。
で、残りの味方が下に寄って来る確率は?
はい、そうです。49%。
まだ2試合に1回以下だ。コインを投げて裏ならカメに味方は来ない。
あなたはキレる。
これでもまだあなたはカジリガメに集まらない味方にキレるだろうか。
意味無いな、と思うのではないだろうか。
キレる代わりにどうするべきか
味方が寄っていない時点でカメファイトをするべきではないという話がまず一点目。
確かにカメを失う経験値は痛い。
だが人数の少ない集団戦は基本的に勝てないようにこのゲームはできている。
だとすれば、最善ではないにせよ次善策を取るべきだ。
負けると分かっている人数不利のカメファイトをして負けて、その後相手が押し寄せる下ゴールを律義に守って、その度に踏み潰されてキレ散らかすのは次善策ですらない。
セオリーには反するが、ロトムだっていくらかの経験値だし、ゴールを決めるのもいくらかの経験値にはなる。
ゼロよりはプラスの方がまだマシだ。
これがなぜセオリーに反するかというと、相手陣地に経験値モンスターが誕生してしまうからなのだが、だったらそれごと奪えばいい。
もちろんハイリスクだ。というか多分長時間そんなことしてたら漏れなく死ぬだろう。
でも上手くいけばリターンは大きい。
それに、それだけ味方が残念ならあっちこっちに野生のポケモンは残っているだろう。
試合中の購入アイテムが存在しないこのゲームにおいては、一も二も無く経験値だ。
経験値を稼ぎ続けてさえいれば、そして相手の経験値の元手を奪い続けていれば、いつか逆転の目は出てくるかもしれない。
やってみれば分かるが、というかやってみなくても分かると思うが、これはとても忙しい。
もはやセオリー通りに動いていないので、味方も敵もどこにいるか感覚では把握できない。
ミニマップを凝視して敵味方の動きを見て、空いているところへ飛び込んで経験値を稼ぎ、危険を察知したらすぐに帰らなければならない。
とても忙しくて、キレてるヒマなんて1秒たりとも存在しない。
ここまで読んでいやちょっと待て、と思った方へ
なんか上手いこと言ったつもりなのかもしれないけど、そんな面倒くさいことはしたくないぜ。
なんで意味不明な行動をする味方のためにこっちがリスクを背負わなければならないんだぜ。
セオリーに則って簡単に勝ちたいぜ。カメファイトをしたいぜ。と考える人がいるかもしれない。
その考え方そのものにも少し思うところはあるが、まぁそれはここでは言うまい。
じゃあそう考えるなら何をするべきか。できることをするしかない。
ゲーム外ならカメに関する動画やブログを投稿するべきだし、ゲーム内では集合!とか下レーンに移動中!とかクイックチャットを出すべきだ。
多分見てはくれないだろう。
だってその行為は、ここまでの数字を用いてたとえるなら、嵐の素晴らしさを布教して回っているような行為なのだ。
ほとんどの人は知っている(と、少なくとも知っている側は感じる)し、
嵐を知らないということはその人は多分ジャニーズ、ひいては男性アイドルという存在に興味がないわけで、嵐を布教したところで多分響かない。
でも布教はするべきだ。
なぜならあなたはこのゲームで勝ちたいのだから。
どこの誰かも知らない人と、ひょっとしたらもう二度と一緒にゲームをしないかもしれない人たちと連携を取って、力を合わせて勝利をつかむ喜びを知ってしまったのだから。
なぜならいつか、その布教の声は届くのかもしれないのだから。
最後に、私自身は嵐の素晴らしさは知っているので、私に布教をしても無駄だということを書き添えてこの文章を閉じようと思う。
それではまた。