True Sightを見よう TI2019 #01
久々にDota2のドキュメンタリー動画を紹介する記事を書こうと思います。
しかも今回は連載モノにしようかなと。思い切って2桁の番号振ったけど大丈夫だろうか…?
ちなみにこの連載、どこまで行っても一本の動画、TI2019のTrue Sightを見続けます。だって紹介したいところ多いんだもの。
さて、この動画は残念ながら日本語字幕はありません。かと言って全部を和訳していくのはさすがに無理です。なんせ1時間22分の超大作。
今回の連載では毎回動画の流れを追いつつ、その区間に登場した好きな英語の表現を紹介したりして、ついでに英語の勉強もしていこう、なんていう高尚な狙いがあるとかないとか。ないな。
というわけで、よろしければこの記事を読みつつ、英語字幕をONにしつつ、ご覧いただければな、なんて思っています。
さて、私は形から入るタイプの人間なので、動画の内容に触れる前にまずは動画のタイトルであるTrue Sightという言葉について紹介します。
True SightとはDota2のゲーム中に登場する能力(状態の方が正確かも)で、これを持っている場合、本来は見えない透明になっているキャラクターなどが見えるようになります。
この動画はThe International 2019の決勝戦を様々な角度から捉えたドキュメンタリーです。
普段は見えないけれど、そこに確かに存在している、プレイヤーたちの舞台裏を見る、そういう動画としてTrue Sightと名付けられたのでしょう。
さぁ、今回は0:00~1:14まで見ます。
…えーと。このペースで動画見て行ったら終わるのいつになるんだ…?
少し不安になりますが、初回だし前置きも色々と書いたし今回はしょうがないってことで!
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0:00~0:36 チャプター1:Team Liquid 決勝進出
動画は準決勝第2試合の第3ゲームから始まります。
(厳密には準決勝とはちょっと違いますが、その説明をすると長くなるので割愛。)
対戦しているのはTeam LiquidとPSG.LGDの2チーム。勝った方が決勝進出となる大一番。
なお今大会は上海で開催されていて、地元中国のチームであるLGDはホームチームともいうべき立場。
しかし実況はLGDの苦戦を伝えます。落胆する中国人サポーターたち。そして決着。歓喜のTeam Liquid。
決勝進出まで1ゲームしか落とさず、まさに快進撃で決勝に駒を進めました。
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0:36~1:14 チャプター2:コメンテーターによる決勝進出チームの紹介
チャプター1ではどの字幕も取り上げませんでした(というか実況は基本的に喋る速度がヤバいので余程のことが無ければ取り上げません。)が、ここからは注目したい表現を中心に引用していきます。
あ、ちなみにチャプターはもちろん私が勝手に割り振っています。めっちゃ細かく分けたかと思ったら突然長く切り分けたりすると思います。悪しからず。
0:36
We now know our grand finalists for The International 2019, Team Liquid, winners of TI7 go head-to-head with the champions from TI8, OG.
さぁ、The International 2019の決勝進出の2チームが決まりました。
TI7を制したTeam Liquidが、TI8を制したOGと激突します。
さて、最初に引用する英文はこちら。
TI9の決勝戦は前回チャンピオンvs前々回チャンピオン。これだけでも十分に熱い展開ですが、実はもう一つ大事なポイントが。
このTIという大会は、第1回から第8回まで、全て別々のチームが優勝してきています。
ところが今回決勝に残った2チームはどちらも優勝経験がある。…ということは…?
※英文は引用しませんが、0:55辺りから、Team Liquidに新加入したW33という選手だけはTIの優勝経験がないこと、そしてTI6に別のチームで決勝に進出した経験があることを紹介しています。
1:04
You're gonna have a two-time champion guaranteed, and then there's a chance of a back to back TI champion. That is ... CRAZY.
これで2度目のチャンピオンが誕生することは確実となったわけですが、その上しかも、連覇の可能性まであります。これはもう、クレイジーです。
いやー、crazyの訳全然思いつかなかったです。我ながらセンスねーなと思いながらも困ったときは訳さずカタカナ。こういうのにぶち当たると英訳って英語力じゃなくて日本語力が問われるなって思います。
今回の注目表現は2つ。くしくも似たようなフレーズになりました。
head to head
頭と頭を突き合わせるイメージから派生して、「(正面から)激突する」「対決する」などの意味になります。
back to back
背中合わせに立つイメージから派生して、「連続して」「立て続けに」などの意味です。テトリスやる人にはお馴染みの表現ですね。
こういうのやるとグッと英語講座感が増しますね。自己満足。
さて、今回はここまで。
どうしても紹介したいシーンがあるのでこの企画を始めたんですが、この分だといつたどり着けるやら。頑張って…と言いたいところですがそこは頑張らずに、私らしくゆっくりと進めていこうと思います。
それではまた。