Kennosuke Nakamori

中森健之介(なかもりけんのすけ)▹能楽師シテ方観世流▹準職分▹能楽協会会員 ▹1987…

Kennosuke Nakamori

中森健之介(なかもりけんのすけ)▹能楽師シテ方観世流▹準職分▹能楽協会会員 ▹1987年生▹慶應義塾大学総合政策学部卒業 ▹祖父 故 中森晶三、父 中森貫太、観世喜之師、観世喜正師に師事 ▹鎌倉能舞台▹観世九皐会所属 ▹http://www.nohgaku-ken.com/

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5月3日「能を知る会鎌倉公演」船辨慶

5月3日の県民のための能を知る会・鎌倉公演は、今年が伝教大師最澄の大遠忌1200年とのこともあり、比叡山の僧が活躍する2曲を選曲致しました。 朝の部は私の父・中森貫太が「船辨慶」を勤めます。ワキが比叡山の遊僧であった武蔵坊弁慶であることからの選曲です。 筋としましては、 壇ノ浦の合戦後、兄・源頼朝と不仲となった九郎判官義経が、兄の追手から逃れるために大物浦(淀川旧河口付近)から四国へと渡ろうとする。 船に乗る前、女連れだと世間の目も厳しくなるとの弁慶の諫言から、義経は静御前

    • 5月3日「能を知る会鎌倉公演」善界

      祖父 中森晶三、父 中森貫太と継いだ、観世流の若手能楽師 中森健之介です。鎌倉を拠点に活動しております。これからもますます精進してまいる所存でございます。何卒よろしくお願い申し上げます。 さて、来月、5月3日に鎌倉能舞台でシテを舞います「善界」について書いていきたいと思います。 鎌倉では上演したことのない「善界【ぜがい】」を私、中森健之介が勤めさせていただきます。 室町時代の医師・竹田法印定盛作とされる、中国からやってきた大天狗・善界坊が、比叡山は飯室の僧正にやられて逃

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