製品・サービスを作る方へ。相手に届けるまでがお仕事です
日々のマーケティングの仕事では、
この商品・サービスを対外的にアピールしたい、
そのためにイベントしたい、記事を出したい、
そして、イベントや記事や商品情報をお客様にお知らせしたい、
という相談を毎日受けています。
しかし、その多くは、製品・サービスのオーナーが情報をとりまとめるまでで終わってしまっている。
そのあとがよくない。
情報を整理してまとめてさえしまえば、製品・サービスが必要とされているならば、勝手に届くと思っているのだろうか。いや、勝手に届くとは思ってないかもしれないが、届ける工夫が必要という認識されていないのかもしれない。
どうやったら、伝わるか、というところに力が注がれない。
届けるには、まず、誰に伝えるかを想定しないといけない。
宛先のない手紙は届かない。誰宛に送るメッセージなのかを考える。メールであれば、どういうことを書けば響くかは、相手によって変わる。
最初は、宛先が間違っていてもいい。届いていないことがわかれば次に修正すればいい。でも、誰に届けたいかまず想定する。
そして、少しでもその人が理解できるメールの文面を考えて、その人がクリックしてくれるだろうメールの件名を考える。イベントタイトルも、イベント概要も同じ。ただの情報メールであれば、100人のうち1人が開くかどうかわからない。少しでも興味を惹くタイトルにして、100人のうち、3人、5人が開く工夫をする。
最近、この話を印度カリー子さんから聞いた。
届かなければ、製品・サービスを作ってないのとおんなじだ。届ける工夫をしなくちゃいけない。それは中身(製品・サービス)を作りこむことと同じくらい大事なことだ。届く工夫が必要なことを仕事でも製品・サービスのオーナーに伝えていこう。
印度カリー子さんが発言されたイベントの視聴メモはこちら。
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