花見で失敗しない3つのポイント
お花見、いいですよね。
季節を感じることができるイベント、そしていい思い出は、明るいピンク色の風景として記憶に刻まれます。
ただ、変な輩に絡まれた、寒かった、床が痛かった・・ビールこぼして大変だった・・嫌な思い出もあるはず。
3月くらいからボチボチ花見の準備の話が出てきます。
楽しい花見を開催するための3つのポイントをお伝えします。
(屋外、名所でのお花見を想定しています)
1. 準備しすぎない
2. いい場所は前日晩に確保する
3. 過ごしやすさを追求する(特に寒さ対策)
本題です。
1. 準備しすぎない
お花見は天候に左右されます。当日の雨?いやいや、そこだけじゃないです! 開催日に桜が咲いてない、すでに青いものが目立つ、といった桜側の都合で、開催意義が失われてしまう事態が起きます。
もちろん、屋外の花見で、いいこともあります。予約の必要がないので、参加人数の確定をギリギリまで延ばせます。
(前日でもOK!)
でも、日程は皆さんの予定もあるので、都合を聞きつつ遅くても、2週間前には、決めたいですね。開催日決定まで開花情報とにらめっこ。決定後は、毎日、祈ってください。
桜は咲いてるけど、当日雨で中止・・なんてこともやっぱりあります。
当日中止になってしまった場合、昼から飲みたい気分が抑えられない人もいるでしょうし、家族で予定を押さえてしまった方もいらっしゃると思います。
そういうときは、代替イベント(近くのxx温泉、大きなカラオケボックスなどで、来れる人だけでも飲みましょうか)を企画として用意しとくといいです。
ただ、仕事でもないのに、幹事に負担を強いる系のイベントで頑張っちゃうことは大嫌いなんです!あくまで幹事の裁量でできることにしましょう。あなたが幹事なら、前日晩〜当日朝にLINEグループなんかで提案して、予約の電話くらいしてあげてもいいかもしれません。
そう、花見は直前まで予定変更の可能性があります。事前に準備しすぎないことが大事です。イベント以外で使う用途がない食べ物の下ごしらえ、お酒を事前に大量に買い込むことは避けましょう。近くで買えるものは、直前に買って済ませると決めてください!(店舗の混み具合もあるので要注意)
桜も満開、雨の心配もないことを前提に、楽しい宴会をどうやって準備するかを考えましょう!
予約の必要がなく店舗側で保証してくれないイベントだからこそ、場所がすごく大事なんです!
次のポイント、場所取りについてお伝えします。
2. いい場所は前日晩に確保する
開催日時が決まったら、大事なのことは花見する場所です。
ある程度、人気のスポットを想定で考えます。
人気スポットで桜が見れればいいか?
それだけだと楽しい花見ができません。楽しく過ごすことができる場所の確保が必要です!
※あ、そもそも、お金を払えば、屋内でゆっくり楽しむことができる場所もあります。時間やお金の都合が合えば、そちらもご検討ください(屋形船、ホテル、料亭の庭)。
どういう場所を確保すればいいの?
例えばこんな場所、
・ゆっくり座れる広さ(隣とくっついてギュウギュウは嫌)
・トイレがほどほどに近い(名所は混雑が激しいです。普通に歩けば1分の距離でも、花見の日は歩いて10分かかることもある。でも臭うほど近いのはゴメンだ)
そんな人気スポットで、どうやってそんな場所を確保すればいいの?
だいたい以下のような感じで場所を取ります。
・前日の晩に場所取りを開始
(日をまたいで朝まで飲む人ばっかりじゃないから、翌日の花見までには必ず空くスペースができる)
・3名程度の場所取りチーム編成
(トイレ行ってる間に取られたりするので、最低2名。一時間以上放置だとシートを回収されるところもあり)
・21時とかからボチボチ当日の客は解散しだすから、空いているスペースをこまめに抑える(ちょっと飛び地でもあとでつながる)
・場所取りチームの持ち物
・ブルーシート
・寝袋
・段ボール
ブルーシートの下に敷くことで不快感がなくなる。余ればテーブルに早変わり
(ガムテーブ固定必須)昼は風よけとしても有効
・新聞紙(必須の防寒具)
3月末の場合、晩は寒い。お腹に巻く。自分の体温であったまる。
余れば、宴会時にこぼしたものを拭いたり、床に敷いたりできる。
・新聞紙以外の防寒具(マフラー、ヒートテック、カイロ)
→新聞紙以外にもあって損はない。日中も決してあったかいわけではないので、昼も流用できる。
・懐中電灯(あればいい。夜間落としたものを探したり、カバンの中身を調べたり)
人が増えてもいいように、花見参加予定人数想定より少し広めに確保します(★)
★広めの確保について
明け方すぎに「場所なんていつでも取れるよ」という思い上がった輩がやってきます。こちらの苦労も知らず「えー、場所ないよー」「譲ってくれない?」ということを言ってきます。単に失礼な輩に対しては、(20人想定でも)「いやー、うちも30人近いんで、もうちょい確保したいんですけど無理なんすよー」って断りゃいいんですが、ほんとに困っている低姿勢のいい人もいます。そんな人に「これで何とか」と、いい酒(一升瓶)でも差し出されたら、もう、譲っていいんじゃないでしょうか?ここでがめつく広めに確保しすぎないようにしましょう。
もし余分に確保して誰にも譲らなかった場合、広めに取り過ぎたために空きが多いと、宴会開始後、周りから冷ややかな目で見られます。だからといって開始直前になって誰かに無理して譲った場合、先に現れた輩が近くにいると何だよ、という目で見られます。花見は、あなただけでなく、雰囲気をつくるみんなで楽しむものです。
3. 過ごしやすさを追求する(特に寒さ対策)
よし場所は押さえた!場所を押さえれば十分なの?
いやいや、もう少しがんばりましょう!朝からぼちぼち集まってきた参加者が楽しむためには、どうすればいいんでしょう?
<防寒対策>
まず参加者には、事前連絡で、厚着やマフラー推奨の連絡をしておきます。開催日は、3月下旬だったりしますしね。3月下旬はまだまだ寒いです。
ちゃんと連絡したから、本人が寒がってんのは、参加者の準備・認識不足??
それは、幹事の怠慢です!
連絡しても忘れてくる人がいるので、カイロ等、場所取りチームが利用した防寒具、防寒アイテムを参加者に提供しましょう。ストーブやコンロなどを考えた方もいるかもしれませんが、火気厳禁の公園も多いです。火を使わずにすむ防寒対策も考えておきましょう。
<過ごしやすい環境>
屋外は、舗装された公園でも、床の小石があったり、床が朝露で濡れていることもあります。ブルーシートの下にダンボールを敷いたり、場所取りチームが使った新聞紙をブルーシートの上に敷いてください(新聞紙を床に敷くだけで体感温度はちょっと上がります)。
ブルーシートの下にダンボールを敷いたとしても、床に飲み物を置くのは不安定。余ったダンボールは、テーブルにしましょう。ただ崩れやすいので、ガムテープで補強を忘れずに!
風でブルーシートが飛ばされないよう、四隅を石でおさえることも忘れずに。
その他
・スマホのバッテリー対策
特に前日からいる場所取りチームが幹事も兼ねているような場合、
まあバッテリーは持ちません。連絡できなくなると困るので、
充電器など、用意しときましょう。
・お子さんと遊ぶ
お花見は、会社行事でも、子連れなことが多いイベントだったりします。子どもが苦手でない方は、お子さんと遊んであげると喜ばれます。たまには子どもを気にせず、ゆっくり飲みたいですよね
・集金業務
開催日前に行ってもいいですが、天候で急遽、予定変更もあります。
(ドタキャンしにくくなるから予算は遂行しやすくなるけど、参加者側は嬉しくない)
開始直後だと、飲んでないのに払うことに対する抵抗感もあります。酔っているので、しっかりチェックリストを用意して、終了の30分くらい前から、ちょこちょこ回収すると、参加者も負担が少なくてすみます。
・ゴミをこまめに捨てる
ゴミは、だいたい収集場所があるので、そこに捨てましょう。終了前から、こまめに捨てておくと後が楽です。コップ、皿、箸、 などは、捨てれるものを用意して、帰るときは、来たときより身軽に帰りましょう!
・がんばった場所取りチームに報いる!
できれば、場所取りチームの皆さんに温かいものでもおごりましょう。参加費から2,3百円でも余計に集めれば、見返りとしては十分です。それだけのことをしたわけですから報いましょう。
最後のメッセージ
年に一度のことです。
気を遣える人が、できる範囲で気を遣いつつ、楽しみましょう!
気を遣えないと思う人は・・裏方さんをねぎらってあげてください。あぁ、今日はいい花見だなぁと感じる裏には、必ず誰かが何かしてくれてます。裏方も、周りで飲んでる知らない人も一緒に、季節を感じましょう!
これは花見の話ですが、夏の花火の場所取りでも有効な話です。
このノウハウを使って、季節を存分に感じてください。
このnoteは、以前書いたこちらの記事を元にしています。
古い記事ですが、詳細な手順は、こちらもご参照ください。
この記事は、Nサロンの課題として、上の記事を再編成したものでしたー。でも、お役に立てれば嬉しいです。