ほぼ日さんで、超おもしろかった連載が終わった。その中の「第11回 3000万本」は、ヒットを出したことがない私には、とても重要な回でした。
ヒットは狙わないと出てこない
虎視眈々と、大ヒットを出すことを考える。まずはそれ。この考えが私にはなかった。どうも小さい数字を育てよう、という思考が張り付いている。小さいヒットの先に、ずっと先に大きなヒットがあるように錯覚をしていた。大きなヒットが作れれば、それをもとに、周りの人も潤うし、次の挑戦もできる。私もヒットを狙う。それも巨大なヒットを狙っていこう。
採算で考えない
会社としては、そういう数字も一応出すけれど、大きなヒットは、採算の先にはない。で、採算を考えることで、ハマる罠について、宮本さんのお話が続く。
アイデアを欲(採算)で調整しない
化けるかもしれないアイデアを収益を安定させるほうで考えると、これ以上のヒットは出ない。そこでアイデアの枝を勝手に切り落とさないようにしないと。
「大ヒットを出す!」「育ちそうなアイデアを求める収益額(欲)で考えない」をやっていこう。
そして、日常で考えることを、「今日のダーリン(2024年1月12日)」で糸井さんが書いていた。
コンテンツを作る人が日々やること
これが苦手。昔むかし、自分の想像に遊んでいた中高の時は、あまり披瀝することはなかったけれど、得意だと思っていた。大学生になって、本業の数学は怠けがちだったけど、祖父や父から引き継いだ、生来の勤勉さが少し出て来て、見た目上は少し勤勉になった。実際には、こまごましたことを続けるだけで、大きなテーマや仕事に集中するわけではなかった。
もっと想像することをしよう。「今日のダーリン」では、例として、街路樹の一本の木になったら、という話をされているが、その後に、こう書かれている。
視点をいろんなものに移そう。憑依してみよう。勤勉に、何か、日常的な取り組みを作るのはいいんだけれど、おもしろいコンテンツを作るには、ただインプットして、それを少しだけ整理したアウトプットに留めてちゃダメだよね。
まとめ
コンテンツを作るものとして、以下をやっていこう。
大ヒットを出すと決める
育ちそうなアイデアを求める収益額(欲)で考えない
想像を日常にする。ひっきりなしにする
視点をいろんなものに移す。憑依してみる。
仕事以外で、習慣化したい物語を書くことも、視点を他者(人やモノ)に移すことで、できるようになるかもしれない。