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味わう「おくのほそ道」三日間

三連休、仙台を起点に、立石寺~中尊寺~松島を回った。

芭蕉が、おくのほそ道で立ち寄った場所だ。おくのほそ道では、5月9日に松島(宮城県宮城郡松島町)、13日に平泉(岩手県西磐井郡平泉町)、27日に立石寺(山形市山寺)という順番だが、おくのほそ道とは逆、お遍路でいう逆打ちような格好になった。

このnoteでは、三連休のおくのほそ道旅で、食べたものを紹介したい。

山寺(立石寺)

仙台のホテルに荷物を置いて、初日は立石寺から。あいにくの雨。この3日間、雨とともに過ごした。

山寺から5分ほど歩いた場所にある「お休み処 対面石」。「対面石」とは珍しい名前。由来は、慈覚大師が山寺を開くにあたり、この地を支配していた狩人、磐司磐三郎(ばんじばんざぶろう)と大師が大石の上で対面して山寺を開く必要性を語った場所ということ。

「お休み処 対面石」

ここで飲んだ日本酒「出羽桜」が、立石寺の山道を登る時に私を苦しめたが、昼から飲む酒はうまい。

ここでは「山菜 天ざる」をいただく。

「生麩ずんだ餅」

そして「芭蕉焼だんご(ごまみそ)」

「ふもと屋」

立石寺にお参りして、句を詠んだ後、立石寺に向かう道にあった「ふもと屋」にてソフトクリームを食べた。さくらんぼとラ・フランス。

「山寺芭蕉記念館(芭蕉堂)」

帰りに芭蕉記念館に行くも、残念ながら閉館中。敷地内の芭蕉堂でお茶をいただいて、山寺を後にした。

仙台(初日)

初日の晩は、友人と食事。魚介を中心に日本酒を堪能。4人で500mlのデキャンタを3回(あれ4回?)注文する。食事はもちろん、会話がとても美味く、楽しい時間を過ごせた。あぶら揚げもよかったし、好き嫌いはあるそうだが、モウカ刺しもよかった。あと、過去に一度失敗したホヤについて話したところ、旬を終えそうなこの時期には地元の人でも失敗の可能性が上がるという話を聞いた。ホヤは来年の夏の旬真っ盛りに新鮮なやつにチャレンジしよう。

「牡鹿(おしか)半島 朝市店」

お通しのイカ
モウカ刺し(好き嫌いあるそうだが、私は好き)

おにぎりをお土産にいただいてホテルに帰る。日本酒を飲み過ぎて、バタンキュー… で朝を迎える。

中尊寺

昨晩のお土産をバスの中でいただく。前日の晩、数種の日本酒を飲んだせいか、気分が悪かったが、冷めたおにぎりの味噌の香りがちょうどよく、食欲を刺激してくれる。

「かんざん亭」

中尊寺の敷地内にあるかんざん亭で昼食。

ネバギールそばなるものをいただく。中尊寺ではうまく俳句をひねれず。

仙台(二日目)

「牛タン 司」

二日目の晩は、昨日一緒に食事をした友人のおすすめリストにあった牛タン専門店で食事。人気の牛タン専門店はどこも行列が避けられないと思っていたが、雨のせいもあってか、19時なのに前に一組しから並んでおらず、すんなり入れた。

牛テール焼き
牛タンフランク
しゃぶ舌
赤玉パンチサワー
牡蠣のオイル漬け

仙台(三日目)

朝、初日の晩、友人にいただいた笹かまをいただく。

「お茶の井ケ田」

ホテルをチェックアウトする前に、ホテル近くで抹茶ソフトクリームをいただく。幸せな甘さ。ここも友人に紹介されたところ。友人には頼りっぱなし。

松島

三日目の松島の遅めのランチは、「グリル玉屋」でカキフライ&牛タンカレー。

待ってる間にハイボールで乾杯。

牡蠣カレーパン

グリル玉屋近くで、牡蠣カレーパンをいただく。

最初に海を見た時、そんなに絶景か? と思っていたが、夕方少し前に訪れた雄島では、ずっと写真を撮っていた。岩の形、枝ぶりが絶妙かつ、どこを切り取ってもいい風景。これは確かに絶景! と思うが、口の周りは、カレーとカレーパンの香りが離れなかった。松島の思い出はカレーの香り。

※松島、特に、雄島の風景はこちら(↓)

新幹線(仙台発)

お土産を買った後、駅の施設、S-PAL(エスパル)で購入したお弁当を夕食に。

感想

仙台では、友人のおすすめを採用しまくって、失敗のない充実の食事をいただけた。あまり調べずに入った中尊寺も松島も食事の不満はなかった。三日間、おいしく飲み食いできた。

食事に関しては 100%友人の手柄。ありがとうございました。今後、仙台に行くたびに友人に頼りそうでよくない。友人は、私の食事のために存在しているわけではないのだから。自分でも仙台の行きたいお店を探してみよう。とてもおいしうございました。ごちそうさまでした。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。