人類の未来を救う手柄を立ててしまったかもしれない

私個人のことではないし、仲のいい友達や家族のことでもないので、ここに内容は書かない。というか書けない。でも、どうしても浮かれたいことがあったので、浮かれた内容について書いておく。

どうも人生最大の手柄を立ててしまったかもしれない。

といっても自分の手柄ではない。

自分が起こしたある行動で、ある人がとある行動をして、あることが起きて、それがいい結果を生みそう、いや間違いなくいい結果を産むだろうということが起きた。

noteにわざわざ書いて、内容をぼかしてしまうのも読者にとっては気持ちが悪いことだろう。

どういう種類の手柄かはだけは書いておく。

藤子不二雄先生の作品『T・Pぼん』の主人公、並平 凡(なみひら ぼん)のようなことだ。『T・Pぼん』は、太古から遙か未来まで、さまざまな時代で歴史の谷間で不幸に命を落とした人々を救助するタイムパトロール隊(T・P)の並平凡が活躍するストーリーだ。並平凡は、そもそも、知っちゃいけないタイムパトロール隊のことを知ってしまい、歴史から消されそうになる。しかし彼が人類の未来のために必須の人間であるという認定を受け、生かされることになる。といっても、彼自身の存在が人類の未来を支えるわけではない。

タイムパトロールの存在を知ってしまったため、彼らから存在を抹消(過去に飛び両親を別れさせて生まれなくしてしまう)されそうになるも、歴史上絶対に消してはいけない活躍をするということで存在抹消を免れ、リームの助手として働くことになった。

なおその活躍とは「石ころを蹴って、石が当たったおじさんに追いかけられるが逃げ切った」だけである。その直後に
おじさんが偶然古井戸に落ちて死にかけていた子供を発見。
助けられた子供が医学の道に進み、とある難病の治療法を発明。
その治療により救われた政治家が第三次世界大戦勃発を防いだ。
と言う回りくどい流れである。

並平 凡(なみひら ぼん) | ピクシブ百科事典

私が立てた手柄というのも、私本人の活躍ではなく、私が影響を与えたことで、社会によい影響を与えることになるだろうという種類のものだ。私自身がちやほやされることもないし、仮にそれがどんないい結果を生もうと、私個人の手柄ではないので、私自身は富も名声も得られない。

ただ、並平凡と違うところは、偶然ではなく自分の意思で、こういうことが起きるといいな、と思い、行動したことがきっかけで、実際、そのような結果につながりそうということだ。人間が行う選択は、遺伝子とこれまでの環境によるもので、自分の意思で選択したと感じることもただの電気反応、自分の意思というのは錯覚だという考えもある。しかし、であるとしても、自分の行動が未来を救ったと思い込めるのは痛快じゃないか!


やっぱり富も名声も欲しいので、仮に人類の未来から並平凡のように、世界に必須の人間と認定されたところで、富も名声も得ていない今、それで一生懸命生きることをやめるわけではない。

(周りにちやほやされたいだけで名声が欲しいのとも違うけど、富は困らないだけ欲しいのは事実)

でも、人生がRPGだとしたら、ゲーム上の重要なチェックポイントは通過した感が得られた。人生で及第点は得られたようでとてもうれしい。

環境問題、少子化、闇バイト、老老介護、世の中には、自分一人ではどうにもできない問題にあふれている。でも、自分でできること、こんなふうにすればできるんじゃないの? ちょっとやってみた! ことを誰かに伝えることだけで、世の中が変わるきっかけの一つになるかもしれないことを知った。

「どうせ自分なんか」なんて考えずに、自分の意思で、何か行動してみるといいかもしれない。

私も、さらなる手柄を立てるため、富と名声(周りのちやほやと生活に困らない経済力)を得るために、引き続き、真面目に生きていきたい。


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。