実家に帰った時、私の小学校1年生、2年生の時の日記が出てきた。ちょっとそのまま転記してみたい。
11がつ28にち せんせい あのね。
わかりにくいので、少し漢字を入れて書き下してみよう。
父の会社について行って、父が出入りしている様子がひたすらに書かれている。ジュース(じゅうす)、クローバー(くろうばー)、という表記、句読点が改行され文頭にきていて、なかなかに味わい深い。
他では、漢字を使っている日もあるので、この日は、わざとひらがなを多用しているように見える。とても詩的だ。
11月30日 おかあさん。
こちらも漢字を入れて、読みやすいように書き下してみる。
工作で、けんだまと動物を作ったのかな。
「しっぱい博士」がなかなかの表現だ。
自分の原点というには、あまりに遠すぎて創作の参考にもならないが、時々、取り出して、味わってみたい。