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初心者カメラマン、インタビュー撮影の練習で鳩を追う

仕事で実施するインタビューで、今回、カメラマンをすることになった。

もちろんインタビュアーもするので、インタビューの合間に、インタビューする方達の写真を撮らなきゃいけない。インタビューに集中したいので、最初は断ったが、会社にもカメラが得意な人にも都合というものがある。

自分のカメラなんて持っていないので会社で借りた。早めに触って練習しようと思っていたが、これまで興味も持たなかったせいもあって、ずっとカメラバッグに仕舞って、部屋の隅に置かれたまま。ついに本番直前の週末、ようやくバッグから取り出した始末。急いで説明書を読んで、最低限の操作を確認した。なぜか普通にシャッターを押しても、動画で保存されていたので、通常モードらしいモードに戻す方法、撮った写真の確認方法、ズーム、オートモードのダイヤル位置などを確認して、すぐに外に出た。本番はインタビューなので、本当は人間の顔を撮りたいのだが、いきなり街中で知らない人に向けてシャッターを切る乱暴さも、知らない人に許可を取って撮らせてもらう勇気もなく、フォーカスを合わせて撮れそうなものにカメラを向けて、シャッターを押した。

でも、本番で撮る人は動く。なぜだか動く。動くものを撮りたいと思って、公園で鳩を撮ってみた。奴らはちょこまかとよく動く。そして、正面を向いてくれない。

そういえば近くにたくさんの猫がいる場所があったな、と猫がいるはずのスポットに移動。この季節、野良猫も飼い猫も外にはいない。結局、その場所にいた公園より警戒心の薄い鳩を撮って練習初日は終了。

雀もちょこまかと動いて、構図の真ん中に置くのが難しい。

日曜も何かを撮って練習したいものだ。
だが、すでに、これからどうすればうまくなるのか想像できない。

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のーどみたかひろ
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。