「ゴジラ・フェス」で息子と育むゴジラ愛 in 日比谷
初めてゴジラフェスに参加したのは5年前の2018年だ。
私が最初に見たゴジラは、小学校低学年の時。1971年公開の『ゴジラ対ヘドラ』の一部だったか全部だったか覚えてないが、生まれる前に公開された昭和ゴジラを地元の文化会館で見たのがはじめてだったと思う。本に掲載されている怪獣たちのことは覚えているし、他のゴジラ映画を観たわけでもないのに、登場する怪獣のどれが一番強いか、という話を近所の小学生とした記憶がある。しかし、ゴジラへの興味はその時も、それ以降もまったく育たず、40歳を迎えた。
そんな私が、2016年に公開された『シン・ゴジラ』にハマった。5回映画館に足を運んだ。
当時息子は3歳。プラレールや特撮に興味を示していたので、絶対ハマるだろうとは思っていたが、映画館に連れていくのは早かったので映画館に連れて行くことはしなかった。静かに2時間座ってられるわけもない。しかし、2017年、配信がはじまってすぐに見せたら、会議シーンも多かったのに、ずっと見ていた。息子もゴジラにハマった。
(今では短い動画に慣れ過ぎているので、ゴジラ作品以外をここまでじっくり見れないだろう)
私は『シン・ゴジラ』にハマっただけで、他のゴジラシリーズへの愛が増えたわけでもなかったが、それでも『シン・ゴジラ』のあと、初代の『ゴジラ』は数回見たし、他の過去作品も時々摂取している。『シン・ゴジラ』以降公開になった海外のゴジラ、アニメのゴジラは、常に楽しませてもらっている。
ゴジラ検定なるものも受けた。
私がゆるゆるとゴジラを楽しむ横で、息子は、ぎわちん。さんの動画などを中心に、ゴジラに対する知識を増やしていった。そして、造形への愛も増えていった。
ゴジラ・フェス
二人して、ゴジラにハマった後、2018年、初めてゴジラ・フェスに参加した。
(ゴジラ・フェス自体、2017年からはじまったファンイベント)
途中、コロナでオンライン開催だけの年もあったが、二人で欠かさず、現場に行っている。親子にとってすごく大事なイベントだ。
ゴジラは、来年70周年で、今年は『ゴジラ対メガロ』の50周年(そこに登場した、メガロ、ジェットジャガーも50周年)、そして、日本ゴジラの30作品目、新作『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』の公開日の昼、息子と日比谷に向かった。
今年は、子どもが見れるエリアが会場前方最前列にあって、息子は、ここで多くの時間を過ごした。
50周年の『ゴジラ対メガロ』の記念動画が2つ作成された。
メガロ超かっこいい…
スーツの再現プロジェクトがあったジェットジャガーの動画も!
息子最推しの「ゴジラ FINAL WARS」とハイタッチできる企画に、息子、大興奮!
実際に、この後、大好きな FINAL WARSのゴジラとハイタッチして、会場をあとにした。
息子は、子どもエリアで、近くの(初めて会った)お友達と、ゴジラについて、思う存分、話をして、一緒に興奮していた。きっと、こうした感情を他人と共有できることを知ったことは彼の財産にもなるだろう。
そして、マイナスワンへ
翌日二人で、新作『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』を見に行った。ゴジラ・フェスの当日は、ゴジラ・フェスでお腹がいっぱいになることはわかっていたので、翌日に行くことにしていた。
映画は、二人で初めて参加したゴジラ・フェスで、当時のサテライト会場にもなっていた新宿で。息子が初めて見上げたゴジラのいる新宿に観に行った。
三連休はゴジラ漬けで、親子ともどもとても楽しめた。幸せな時間を過ごした。まだ二人のゴジラの旅は続く。
おまけ
昔、息子が考えたゴジラのハンドサイン