見出し画像

アナロジーとWhyで広がる視点:細谷功さんに学ぶメタ思考 #マープス

無料のオンラインマーケティング講座「マープス」

今回はゲスト回。『メタ思考トレーニング』『「具体⇔抽象」トレーニング』の著者、細谷 功さんの講義です。

前回(9/3火)の細谷さんの講義を聴けてないので、楽しみにしておりました!

※具体・抽象本を読んだ感想noteはこちら

★今日のnoteでわかること

  • メタ思考とは

    • (地上の視点に対する上空からの視点)

  • メタ思考を活かした考え方

    • Why型思考

    • アナロジー思考

メタ思考

「メタ思考」の「OS」的な解説

・自分中心視点(部分/主観/直観)
 ⇒ ・俯瞰(全体/客観/論理)

メタ思考の例:

  • 道案内:具体的に順番に説明、右を向く。 ⇒ 全体を説明して、方角で説明

  • 行列の朝食バイキング:まず料理を確認して並ぶ。料理を見ずに並んじゃうと、どれだけどの料理を取っていいかわからず、好きな料理の前に皿がいっぱいになっちゃう

  • DIY:最初に全体の説明書を眺めて、つまりそうな場所を確認して、1番から着手する

  • 試験問題:全体を見渡して、時間配分を着手する

例えば、道案内では、相手が縁もゆかりもない土地か、近所の人かで、メタ度に違いが出る

メタ思考を活かした考え方(Why型思考)

「メタ思考」の「アプリ」的な解説1

馬車の時代:顧客に「何が欲しいか?」と聞くと「早い馬が欲しい」。
今あるものを「もっと~してほしい」という回答になる。

変数がある→カイゼン、変数がない→イノベーション

高くて買えない→安くする。穴を開けたい→ドリルを売る
なぜ、高いと感じるのか? なぜ、穴を開けたいのか?

メタ思考は視野を広げる。上空に上がって、目的を考えると、手段が複数みえてくる。馬車時代には、馬ではなく、他の移動手段を検討できる。メッセージを届けたいなら、電話かもしれない。僻地へ医療を届けたいなら、医者の育成かもしれない。

Whyは、他の4W(What, Who, Where, When)とは違う

Why以外の4つのWは、具体的な状況を確認する。Whyは、関係性や思考を問うもの。Whyは、見えている人と見えていない人がいる。

「Why」で質問する人は嫌われやすい。本質をエグることになるから。

※嫌われないためのテクニック:4つのWを使ってWhyと同じ内容を質問する。「誰に見せるんですか?(Whoなように見せて、何の目的を解決する人かを確認)」

メタ思考を活かした考え方(アナロジー思考)

「メタ思考」の「アプリ」的な解説2

Whyは、上空からの視点。アナロジーは、遠くからの視点

パクリとアナロジーの違い

  • パクリ:具体の真似

  • アナロジー:他の業種から借りてくる(ちょっと斬新)
    → 業界初(他業種では実はよくある)

⇒うちの業界は特殊だ。は、本当にそうか?

アナロジー思考の例:

  • 回転ずし ⇐ ビール工場のベルトコンベア

  • マジックテープ ⇐ 服にくっつくオナモミの実

書籍はこちら

いいなと思ったら応援しよう!

のーどみたかひろ
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。