名物グルメはその土地で。広島実践篇
名物・名産は、そこで食べたほうがいいって話です。結論から言えばそうでした。先週金曜から広島に行ってました。
行く前に気になってたのは「ホルモンの天ぷら」と「揚げもみじ饅頭」くらい。牡蠣は全国に出回っているし、広島のお好み焼きだって、都内で食べれます。産地最強? わざわざ行かなくても食べれるのに?? 「ホルモンの天ぷら」と「揚げもみじ」は都内では滅多に見ないという理由で、広島では食べたいと思っていました。それも必ず食べたいというほどでもなく。
でも、結論から言えば、名物・名産はやっぱり、その土地で食べましょう! 牡蠣はどれもハズレなく美味しかったですし、お好み焼きはとてもおいしい!!
このnoteでは、広島旅の食べ物のみ扱っています。宮島で思わず出会ってしまった「北大路魯山人美術館」、強く感情を揺さぶられた「平和記念資料館」については、別のnoteに書こうと思います。
(名物に関する情報など、このnoteには、あとで追記するかもしれません)
一日目(宮島)
菅原文太さんに言われたら、それはもう飲むしかないですよね。アサヒビールの支配下である墨田区に住んでいるので、普段、アサヒ以外は飲みませんが、アサヒビールの目の届かない場所に来たのですから、他のビールも飲みます。
知人に勧められたアナゴです。
商店街にあった「牡蠣ポン」
正直、もみじ饅頭は揚げなくてもよかったかもしれません。でも、食べてみたいという気持ちは無事、成仏。
さわやかな香りとすっきりとした味わい。広島県内の至るところで、レモンは推されています。
一日目の晩(広島)
次は、期待をしていなかった「牡蠣」と「お好み焼き」。初日の晩に入ったお店で、その考えが間違っていたことに気づかされました。「お好み焼き」も「牡蠣」も、とてもおいしかった。広島以外で牡蠣を食べる時、小粒なだけで固いもの、特別おいしさを感じないもの、食べごろって今で合ってるっけ? と疑問に感じることがあります。自分で焼いては焦がしてしまったり…。牡蠣に満足できないことがよくあります。でも、牡蠣を扱いなれた広島のお店はどこも素晴らしかった! 牡蠣の新鮮さだけじゃなく、牡蠣を使った料理の練度が他の地域とは違います。プリっとしたもの、生まれたときから俺の口に入りたかったかのように、しっとりと口の中に馴染んでくれるもの、どの牡蠣もおいしく供されます。初日の晩に伺った「フワトロ」のどの牡蠣もすばらしくおいしかったですよ!
お好み焼きは、最高にうまい食べ物です。
二日目(広島)
二日目の午前中、平和記念資料館、原爆ドームと回って、後の食事をどうしようか相談しながら歩いていました。が、特別食べたいものが浮かびません。来る前に食べたかった「ホルモンの天ぷら」を食べれるところを探します。一緒に行った方は、普段、肉肉しいもの、油が多いものを好んで食べません。うまくないホルモンはきっと受け付けないでしょう。でも居酒屋なら他のメニューも充実しているはず。ということで、ホルモンの天ぷらが食べれる人気店「一利喜」さんへ。
シャクシャクと氷った一利喜ハイボールはとてもさわやか。
「ホルモンの天ぷら」は、まぁ想像の範囲内の味でしたが、後に食べたホルモンうどんがとてもよかった! 以前、別の場所で食べたホルモンうどんは、うどんに申し訳程度にホルモンが乗っていただけで、私の時々発揮されるホルモン欲が満たされることはありませんでした。でも、一利喜さんのホルモンうどんは、しっかりホルモンが存在を主張してくれて、もう箸が止まりませんでした。
二日目の晩(広島)
二日目の晩。もう、都内でも食べれるから… なんてくだらない理由で、現地の名物を食べないなんて愚は犯しません。昨日とは違うお好み焼きに出会いに、駅近くの店へ。短い時間でしたが、満足する時間を過ごします。
店舗では飲みませんでしたが、いつも飲む翠のジンソーダをコンビニで買って、ホテルで飲みました。
三日目(尾道)
尾道といえば、ラーメンですよね。
もともと、千光寺に登った後にラーメン屋を探す予定でしたが、たまたま千光寺に向かっていて通りがかった「丸ぼし」が、あと10分で開店(10時半)ということを知り、行列に並ぶことにしました。この選択は正しかったようで、千光寺から戻ってきた帰りに通りがかった他の人気店「つたふじ」「壱番館」は、我々が「丸ぼし」で開店前に並んだ行列の3倍は人が並んでいました。ロープウェイがお休みで徒歩で登ったので、店の前を通り過ぎたのが、14時近くでしたが、行列でした。
※お土産
以下で、買ったものは、猫のお土産だけです。知人や会社の同僚には、別のお土産を購入しました。
動物向けのお土産もありました。知人に会う約束があったので、彼女の家にいる猫のために牡蠣を購入。お口に合うといいのだけれど。3匹いるので、誰かの口には合うだろうと信じて購入。
感想
きっと広島のどこで食べてもおいしいのでしょうけれど、「お好み焼き」「牡蠣」は、広島に行ったら絶対に食べましょう。「どうしてもこの店に行きたい!」って店舗がなければ、旅程が判明した後、あるいは、当日に伺える見込み時間がわかってから、予約することも可能です。初日の晩のお店は、当日、店に伺う一時間前にネットで予約できました。この辺は、旅のラッキー度合にもよるので、心配な人は予約や混む時間の下調べをして臨んでください。おいしいものに出会えますように。