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『昨夜のカレー、明日のパン』
一冊の本が人生を変えることがある
『昨夜のカレー、明日のパン』
話の展開の面白さ。あっという間に読み切ってしまった本です。
本を読みながら、ふと思った。
・誰にも人生のドラマがある。そして、一人の人生を取り巻く多くの人の人生がある。
・本を読むとそこにはさまざまな映像が現れる。それはすべて読み手の体験から浮かび上がる映像。
たくさんの言葉が心に焼きついた。
「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫」
「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」
「動くことは生きること。生きることは動くこと」
「この世に、損も得もありません」
「人生の終わりが一日の始まりであるモーニングと同じ発音なのは、矛盾した話だが、納得できることだった」
「生きるというのは、のぼってゆく太陽に向かって歩いてゆくことなんだよなぁ」
著者:木皿泉 夫婦ユニット
心に残る本でした