『京都祇園もも吉庵のあまから帖4』(2)
一冊の本が人生を変えることがある
『京都祇園もも吉庵のあまから帖4』
<彷徨いて 祗園囃子に立ち止まる>
リアル感のある「京都祇園もも吉庵のあまから帖4」。第2章も写真を交えながら読後を書いていきます。
「京都祇園もも吉庵のあまから帖4」第2章は、京都の八坂神社から始まります。
小説に出てくる「麩嘉」。
実際にこのお店で食べた生麩まんじゅうが美味しかったことを思い出しながら読み進めました。
「哀れみではない。優しさにあふれた言葉」
どんな言葉なのだろうか。この本が伝えてくれました。
(紫陽花の綺麗な三室戸寺)
誰にでもそうせざるを得ないことが起きるもの
わかっているのに、わかっているのに
人情深い中で生きていく人はみんな善人になっていく
(苔が綺麗な大徳寺黄梅院)
長い時を経て変わるものがある
椿の木から落ちる一輪の花
『椿の花は二度咲く』
心に響きました
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