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精進湖とキムチ
実は精進湖とキムチ、まったく関係がなくて…
タイトル見て「おっ!精進湖のキムチってウマいんか~い✨」とか、
うっかり思った方には、心からお詫び申し上げます。
「んじゃ、書くなよ!(-"-;)」って話しですけど(笑)
膝の復調を確認するためにもと思い、近くて簡単に登れる山で試そうかと
昨日、精進湖パノラマ台ハイキングコースに行きました。
所要時間は約一時間、急登はありません。
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湖畔よりびくびくしながら登り始め、途中の見晴らし台で休憩中、後から登ってきた二人連れに、わたし強く心を惹かれました。
それは少しの驚きと尊敬… そして何やら、普段は鳴りを潜めている私の心の中のなけなしの優しさがじんわりと滲み出てくるような、そんな気がしたのです。
杖の真ん中より下を握りしめた、もはや爺さんなのか婆さんなのか、よくわからない (失礼ですね) ご高齢の方と、それを支えるように寄り添う 黒の上下に黒のマスクと黒の帽子という全身黒づくめの女性の二人連れでした。
娘さんなのか孫娘さんなのか、はたまた知人なのかはわかりませんが、私は孫娘であると思う事にしました。
杖の真ん中より下を握っているのは、杖がもの凄く長いわけではなく、腰がほぼ90度に曲がっているからなのですね。 物理的に納得です( ̄  ̄;)
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お二人は休憩所の切株のそばに並んで立ち、富士と精進湖を眺めていました。 老人は顔を思いきり上げ、真っ直ぐ富士を見る…。
湖畔から吹きあがる風に帽子を軽く手で押さえながらかがみ、孫娘が顔を近づけるようにして、やさしく何かを囁きかける。
崇高な気配すら漂うその姿に私は、ドラマの感動場面を目の当たりにしているような心地になりました。
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切株に座るかと思いきや、なかなかお座りになりません。
あの腰の曲がり具合だと足元を見るのには、わりと都合がよいが、
富士を直視するには少々疲れるのではないかと思い、私は
「切株に お座りなさい」と心で念じたのですが、いかなるポリシーからか、
ついにお二人が座る事は ありませんでした。
キムチ、出番です♪
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仲間と飲んでいる時、スーパーには色々なキムチを売っているが、どのキムチが好きか!という話しになり…
ひとりのツワモノが「俺は、キムチの素を使って自分で作ってる」と言った。
この一言に私を含め他の者みな、驚きと羨望のまなざしとなりスーパーキムチの話題はぶっ飛んだ。
自家製白菜キムチの話題一色となり、村長のような口調になったツワモノの言うには、ポリ袋に刻んだ白菜と唐辛子とオキアミと昆布、それにキムチの素を入れモミモミし、冷蔵庫に一晩入れておくと言う。
で、買ってきました(^^)
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白菜切るのが、めんどい…(;´Д`A