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あにの マークⅡの小話
どうも。すっかり投稿が遅くなってしまった兄です。おはこんばんちは。
さて、マークⅡの話です。
おとおとの言う通り、あにも免許を取って初めての運転は父と祖父の白いマークⅡでした。
おとおとと二人で、どちらが運転するかをじゃんけんで決め、夜な夜な色々なところに行ったものです。
めじろ台のドン・キホーテ……
八王子のはなまるうどん……
堀之内のドン・キホーテ……
南大沢のはなまるうどん……
府中のドン・キホーテ……
うん。ちょっと記憶を美化していましたね。
おとおとと二人で、どちらが運転するかをじゃんけんで決め、夜な夜な色々なはなまるうどんとドン・キホーテに行ったものです。
そんなある日。
その日はおとおとが、じゃんけんに勝って運転をしておりました。
とある踏切で、警報機が鳴り始め、止まるマークⅡ。
するとなぜかエンジンを切るおとおと。
「なんでエンジン切るん?」
「しらねーの? アイドリングストップだよ。こういうちょっとした気配りが、地球環境にいいんだよ?」
「はー?」
環境活動なんてものは金持ちの道楽というのが持論のあに。またおとおとが面倒なことをいい出したなー程度にしか思いません。
ややあって遮断器が上がります。
エンジンを再始動……させないおとおと。なにやら鍵周りをガチャガチャしています。
「おとちゃん?」
「アレ……エンジン、かかんね……」
目に見えて焦り始めるおとおと。ハンドルをぐりぐりしてみたり、ブレーキを踏んだり、サイドブレーキを入れたり解除したり、色々していますが、一向にエンジンが掛からないもよう。
後ろから大型トラックがクラクションを鳴らしてきて、それでも動かないと見ると、幸か不幸か大きな通りだったため、兄弟のマークⅡを横から追い抜いて踏切を渡って行きます。それにならう後続の車に次々抜かれていく兄弟のマークⅡ。
なんだろう……なにぶんもう古い車ですし、このタイミングで限界がきたのでしょうか。それとも急にバッテリーが上がった? そういえば昔、エンジンを掛けたり切ったりを短時間に繰り返すとプラグがカブって掛からなくなってしまうなんて言ってた気が。それは昔乗っていたライトエースの話だったか。
短時間に色々な思考や記憶が頭の中を駆け巡ります。最悪あにがハンドルをもって、おとおとが後ろから押して道の端によせるしか……確かシフトを「N」にすれば動くんだよな……
シフトレバーに目をやるあに。
「D」
……おや?
おとおとも異変に気がついたようです。
確か、エンジン始動するときってこれが
「P」
になってないといけないんじゃないでしたっけ?
シフトを「P」に入れるおとおと。
ブルルンと、いつもの音を立てて始動するエンジン。
「「どうなるかとおもったーwww」」
それ以降、おとおとは二度とアイドリングストップという言葉を口にしなくなりました。
あには自分の車は絶対MTにしようと心に誓いました。
おまけ
物心付く前からロボットアニメ漬けにされていたあにの長男。4歳のときにサンタさんにお願いしたのがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1682256072452-no1E4fmlvA.jpg?width=1200)
サンタさんがんばってマスターグレードをくれました。Gディフェンサーのおまけ付きです。もちろん作るのは父であるあに(ややこしいな)
そんな長男。先日11歳の誕生日を迎えまして、誕生日プレゼントにねだってきたのがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1682256249123-GZU6ycNCEi.jpg?width=1200)
しかもリアルグレード。
同じのあるじゃんって言ったのに、今度は自分で作ってみたいとのこと。
そして父の手伝いもほぼなしに、無事にリアルグレードを組み上げてしまいました。月日の流れるのは早いものですが、それでいて7年経っても好きなものが変わらない確固たるセンス。良い子にそだってくれています。
おまけマークⅡ
先日はおとおとに3女ができた話に、沢山のお祝いのスキを頂きありがとうございました。
名前がうちのかみさんの妹の長女と同じ読みになりました。
ややこしいからもっと別のにしてくれとお願いしたのですが
「うちからみたら遠い親戚だから別にいっかなーって」
ということで決定されてしまいました。
まぎらわしいので我が家では(主にあにに)「マーク2ちゃん」と呼ばれています。
10歳になったら「マークXちゃん」にしようかしら。