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おとおとの お弁当の話
こんにちは、おとおとです。
WBCの期待が高まる今日この頃ですね。
先日家族を連れ、家から車で45分くらいのとこにある実家に帰ったのですが、野球なんて知りもしないうちの母親(66歳)が大谷くん大谷くん騒いでまして
「もし大谷くんが結婚してくれるならじいさんに1億渡して離婚するわー。」
とか言ってます。
恐ろしいババアだなと思うのですが
それを聞いたうちのおばあ(母方・91歳)までもが「わしもいけるじゃろか?」と言い出しているそうです。
不思議な母娘です。
さて
今週はお弁当の話。
兄弟が住んでいた地域では給食センターというものがなかった為、学校給食が小学校までで、中学校からはお弁当でした。
両親が共働きということもあり、母は毎朝さぞかし大変だったでしょうが、僕は中学入学時お弁当が楽しみでしょうがなかった。
しかし入学1週間でそのウキウキランチタイムが完全に現実を見せつけられるのです。
あのねぇ..…
品目がすくないのよ。
いやわかるよ!!
朝も忙しい中で作るのはとてもとても大変だということは!
でもねママちゃん。
漫画研究部、運動嫌い、作りが基本ECOモードおそらく体重が中3時に50キロ台の兄と入学時に既に60キロを超えていたアメ車みたいな僕(剣道部)とでは同じ弁当ではまったく足りない。
当然抗議をしたのですが、母の言い分は
「あんたの弁当は米をこれでもかって押し込んでいるから同じではない。」
どおりでご飯がバッテラのように詰まっていたのか。
見直していただきたいのは、
量ではない。
質なのです。
弁当のおかずが
石井のミートボール
玉子焼き
ブロッコリー
だけなのです。
これは作り手に抗議をしたいですが、意外に悪いのは兄だったりする。
兄はこの石井のミートボールが大好物であのちっちゃいちっちゃいミートボールをちびっと口に入れご飯をみくち食べるようなやつなのだ。
あのねーぼかーねー、あんな何肉かわからんようなもんにみたらし団子みたいな甘だれぶっかけてる食い物(好きだけどねw)なんて箸で2個一気にぶっ刺して一気食いですよ!
だめだ!
これは小林家お弁当改革を実施しないと3年もこんなお弁当耐えられん!!
母ちゃん!!
新しいお弁当箱を買って下さい!!
俺の誕生日にな!!!!
そう。
おとおとは中一の誕プレをお弁当箱にしたのである。
誕プレにお弁当箱を希望したことにより母も口出しできず、おとおとは最新の魔法瓶お弁当箱を手に入れた。
こいつはすげーぞ!!
でかい水筒みたいな入れ物に縦にご飯やおかずが入る。
これはおかずがいっぱい入るぞ!!
しかも!しかもですよお客さん!!
一番下になんとスープが入る。
その熱により下から2番目のご飯もお昼の段階でまだホカホカ。
これぞおとおとが理想とするお弁当改革。
さあ!!
母ちゃん!!
あなたの本気のお弁当を俺にぶつけてくれ!!!
お誕生日の翌日、昼。
ついにこの時間がやってきました。
クラスメイトの視線をひとりじめしながらお弁当箱を開けていきます。
上から
おかず、おかず、ご飯、スープ
ご飯あったかーい!
透き通った茶色いスープはクノールのコンソメスープといったところでしょうか?
僕は玉子焼きをひとくち。
そして素早くご飯も口に運びます。
最高。
この口中の米をコンソメスープで流し込みたい。
おいおい。
スープに至っては熱々だな!おい!
やけどしない様にすすります。
みんな。
驚くなよ。
このコンソメスープ、
ほうじ茶だったんだぜ。
そんなことってある?笑
弁当と一緒に持って行ったお茶も
ほうじ茶だったんだぜ。
なのにお弁当のスープゾーンが
ほうじ茶だったんだぜ!!
思春期男子は家に帰ってから
まるで友達を家に呼んだらおやつが和菓子だった時のように半泣きで抗議をして翌日からはスープに変えてもらいましたとさ笑
以上。
おとおとのほうじ茶だったんだぜ。の話でした。
また来週。