おとおとの 子供の頃の勘違いの話
どえらい寒波が迫っておりますね。
どんなに外が寒くても、やっぱりおデブは冬が好き。
コストコで売ってたコムタンスープをお湯で割って父ちゃんが庭で栽培した柚子で作った柚子胡椒をちょこっと混ぜて飲むとそれはそれは最高。
どうも。おとおとと申します。
今週は子供の頃の勘違いです。
おとおとの幼少期の最大の勘違いはBB弾です。
あにの当たりの話にも出てくるように兄弟が昔住んでたボロ借家の隣には小さな公園があり、そこではたまーにBB弾が落ちていました。
まだ幼かった僕には様々な色(黄色が多いかな)のBB弾が落ちていると宝物を見つけたかのように喜び家に持ち帰って母から貰ったカンカンのペンケースに大事に入れていた。
このBB弾が何に使うものなのかなど全くの謎だったおとおとは土の中でできるトリュフのようなものだと思っていた。
まあ今考えりゃ近所のちびっ子がBB弾鉄砲で遊んだんでしょうけどね。
ある日いつものように家を出て公園に着くとおとおとは思わず震えが止まらなくなった。
それはたまにひとつふたつ落ちてるBB弾がなんと100、いや500は落ちているではないか。
しかも今でも忘れもしないグリーンで少し透明の綺麗なBB弾なのだ。
なんてこったい。
僕はきゃーーー!!!と奇声をあげ、一心不乱に拾い集めた。
50ほど拾ったところで全然埒が明かない。
ダメだ。これじゃ日が暮れる。
近所の幼なじみまどちゃんに声をかけふたりでおそらく小一時間拾い続けた。
とんでもない量になったBB弾。
僕は心地いい疲労感の中、心の中では
たまーに1個2個しか見つからないBB弾がポケットいっぱいに拾えた。
こんだけ拾えたんだ。おそらく一生食うには困らないぞ。
やったぞ。。
俺はやったんだ!!
ゴールドラッシュを見つけたんだ!!
母さん!!欲しいものなんでも買ってあげるからね!!
第三公園の歓喜から数年後。
僕は文房具屋で500発480円で売ってるBB弾を発見してBB弾のレートの低さに膝から崩れ落ちるのであった。