のぐち

22歳。発達障害、双極性障害、摂食障害。リスカ跡あり。自殺未遂多数。入院9回。日常を吐き出します。詩も書いたりします。偶に旅に出たくなります。なので旅日記。

のぐち

22歳。発達障害、双極性障害、摂食障害。リスカ跡あり。自殺未遂多数。入院9回。日常を吐き出します。詩も書いたりします。偶に旅に出たくなります。なので旅日記。

最近の記事

子供の素直な言葉に救われた事

私は今年が22歳で結婚もしていませんし、子供もちろん授かった事はありません。だけど、いつか心から共に人生を歩める方と結ばれたら。そして、子供が出来る。男の子でも女の子でもいい。名前はどんな意味を込めようか。その子が楽しい時、悲しい時どう寄り添ってあげようか。昔からよく考えます。もしかしたら、その子供は小さな頃の私自身かも知れません。 私の両親は私が物心付いた時から家庭内別居状態でした。父親は、無口で家事は母に任せっきりで、私が悪い事をすると怒鳴り込む人でした。押し入れに閉じ

    • 命の傷

      甘い果実を齧っては 私は命を殺してしまったと思う 息をする様に傷ついて 語り尽くすには言葉が足らない様に 壊れるには弱すぎる破壊が 夢か現実か定まらない 私は、実在しているか分からない ただ、痛い 快楽を求めれば酔ってしまう 私に、恋愛なんて向いてない 今夜は、花でも育てようか 祭りで金魚を飼ってみようか 野良猫を懐かせようか 軽そうな命を重たく愛そう 外に出れば世界は物騒だと 肝に聞かせてから ずっと怯えていよう 私怖いんです。  世界から責め立てられてるような 現実の様

      • 私の汚点

        今もなお、張り裂けそうな寂しさを 誰かに受け入れられたくて歩いた だけど、優しさは眩しくて 目を瞑った 見えれば、私は痛くなる きっと、苦く暗い記憶も思い出す それらは、誰かに感じさせなくていいから 世界中に溢れた 私のパズルに合わないピース 私は醜いから愛さないで 生まれた瞬間から壊れてしまった 産まれたことを憎むしかなかった それをひた隠しにすることに必死だった だから、私は壊れそうなものを見ると 抱きしめて泣き崩れたいの そんな場所をずっと探していた 何も与えられた

        • 黒い人

          ここを通りぬけて進むと 町を見通せるんだ 僕は偶にこの場所へ来たくなって 何もかも忘れたくなる そう言った貴方の横顔を見つめていた 私は凄く安らかで 心は温かく ずっと隣に居たいと思っていたよ 貴方のことを教えて 今は、顔も思い出せない 影だけ残る黒い人 私の周りはとても賑やかだよ 笑い声に包まれながら 貴方の声を思い出す 静かにひとりで何を抱えていたの もう一度あの場所へ行こうか 貴方は居ないけど テーブルに食事が並ぶ 「いただきます。」 そう言って、 誰かと食べるご飯

          追放者達

          未来の私が明るく笑っているなら 何も言うことはないよ だけど、感情が溢れれば 今が永遠に思えるから この路の行方も意味を持たない 喉が張り裂ける前に 瞳から涙を流して 誰にも見られたくないものは沢山ある 何も求めなければ この街を彷徨っていけるのに どうして世界は私を責め立てるのだろう

          追放者達

          もがみ苦しむ誰かの希望となれ

          逢いたい人達を想う 暗闇の最中其れらが 苦しい心中を慰めて この夜を越えれるなら いくらでも泣き喚いていいさ

          もがみ苦しむ誰かの希望となれ

          私が死にたいときは 貴方があやしてただ、ただ抱きしめて 優しい言葉だけ降り注いで ゆっくり温めて 現実は見ないことにした 世界の黒さを見なかった 貴方の側で猫になった

          私が死にたいときは 貴方があやしてただ、ただ抱きしめて 優しい言葉だけ降り注いで ゆっくり温めて 現実は見ないことにした 世界の黒さを見なかった 貴方の側で猫になった

          春と夏と秋と冬と

          春と書かれた葉が落ちてゆきました 風も変わります 誰が気づくでしょうか 人は服を変え通り過ぎます 夏と塗られた汗が落ちてゆきました 日も変わります 誰が気づくでしょうか 人は顔を変え通り過ぎます 秋と実らせた果実が落ちてゆきました 色も変わります 誰が気づくでしょうか 人は物を変え通り過ぎます 冬と凍った氷柱が落ちてゆきました 肌も変わります 誰が気づくでしょうか 人は家を変え通り過ぎます 気づかないでしょうね 私たちは人を包みます そして知らせます こんにちはもさ

          春と夏と秋と冬と

          新しいステージ

          空白は塗り潰すんじゃない 孤独は怒りへ変わる 叫びたくて叫びたくて 歌に変わる ドレスを纏った私を見て 汚くても綺麗と言って 忘れない悲しみで 私は今ステージに立つ あの頃壊せなかったバリア 壊そう壊そう歌おう 今私がいるのは私の為 私なんてこれっぽっちだけど それすらも昇華するよ ほんの一瞬 私が輝くならこの声が聞こえるなら 照らしたい響かせたい

          新しいステージ

          小さな小部屋

          あなたの傷口には耳を塞ぎたくなる 私はこんなにも癒されたいと願っているのに 私の我がまま 追いかけることと 引き離すことしかないなら 私なんて要らない要らない 優しさも要らない 苦しさで押し潰されて壊れたい 私を繋いだ体は儚いだけ 重なりながら何を感じているのか 忘れたかった忘れたかった 空っぽの部屋で また、自分の事だけを考えて 何で何でこんなに苦しいのかなぁ? 問いかけすらも届かない小さな小部屋

          小さな小部屋

          生きてみようか

          青空を見たって 心は晴れないから その旨を貴方に伝えた 貴方は優しく頷くだろう 少し生きてみようか 自分を見失い 自分を探し そこに醜さがあっても 受け止めてくれる器を 見つけたのならば 少し生きてみようか 救いなどないと思っていた世界で 僕の隣に貴方が居るのは 僕の休息かな 何度も波は押し寄せて その度に感じたのは切なさと温かさ 信じるのは自分の感情 それだけ また、生きてみようか 意味はないんだ ただそう思える 愛情だけでは表せない関係を 今、神様に差し出そうか ま

          生きてみようか

          鯨の胃の中

          生きててよかったと思える瞬間を 私にください 死んでやるかと思える強さを 私にください いつか思えるでしょうか。 今の気持ちどうしたって 言葉にならない 鯨の胃の中で生きる 目をつぶって心臓の音を聴く 両手広げ波の中に身を任せる 青い青い空 いつか見てみたい花や木の実 生きててよかったと思える強さを 私にください 死んでやるかと思える強さを 私にください ありがとうとうと心の底から思える贅沢を 私にください 大丈夫だよと言える優しさを 私にください さよならと思える切なさを

          鯨の胃の中

          旅日記1

          すごく堕ちていた。頭が重く心は鈍い痛みのような苦しみのような感覚だった。世界は無機質にあるいは霧のようにぼやけていた。何もかもが普段より重力を増している。私はその無機質な世界に意味を見出せることが上手く出来なくなっていた。 大きめのバックにビールと水と財布とスマホと大量の薬を入れ、突発的に家を出た。頭で考えていることは一つ、死ぬことだった。今すぐこの世界を降りたい。もう、生きていたくない。同じではないか。死にたいと絶望して堕ちて、何度同じことを繰り返せばいいのだろう。何も変

          違う風(詩)

          もう壊れるものなんてないのに 何かが壊れていくそんな毎日おかしよね。 あなたと私達弱いよねって笑いながら 夜お酒でも飲めたら きっと、きっと楽しかったはずなのに それだけでよかった 何も苦しみなんか要らなくて 忘れられる魔法早くあなたにあげたかった 人間なんてずっと寂しい生き物だけど それすらも許せたら あなたと私達弱いよねって笑いながら 夜お酒でも飲めたら きっと、きっと楽しかったはずなのに どんな感覚も生きる糧にできるあなた見てみたい 平常心戻るまで待てるけど きっ

          違う風(詩)

          蝶々(詩)

          私が求めるもの 手に入れるまで分からなかった 探し求めてふわふわと 求め続けるのは私だけ いつもいつも私だけ 満たされないのは 私だけ たくさんのいい匂い やっと花に辿り着けました その花は儚く薄く散りました 散りゆく花を眺めては 悲しく虚しく それでもふわふわと 私が求めるもの ただひとつでした だけど儚く消えました 花は私の姿すら 表さず感じず悦ばず それでもふわふわと 愛されることは恐ろしく だけど愛という蜜求めて 求め辿るうちに それは性だと思わるる あなたと

          蝶々(詩)