暗闇の中
「がん」とは正常な細胞が遺伝子のコピーミスなどが原因となり細胞分裂が暴走した状態です。
原因はどうあれ、自分たちで何ができるかを探しました。ステージも治療方針も分からず、先が見えていない状況でしたが、がんの進行を遅らせる手段がないかを知り合いのがん経験者に聞いたり、ネット情報で調べたりしました。
まずは食材。
がん経験者の方からいただいた「がんに絶対勝ちたい!和田式食事法」という本を参考に食材を見直しました。肉は鶏肉以外はNGとのことであり、以後家内は牛肉、豚肉を一切食べないようにしました。
小麦もよくないので、家内が大好きなパンも米粉主体とし、小麦のうどんは食べないようにしました。小麦は様々な料理に使用されており完全に断つことはできませんが、なるべく取らないようにしました。
また、がん細胞は甘いものが好きなので、糖類を断つことにしました。前年末期がんを患っていた父は、饅頭など甘いものは好きではなかったのに、がんと分かってから饅頭をよく食べては美味しいと言っていたのを思い出します。がんに餌を与えていたんですね。
更に塩分も控えるようにしました。塩分はがん細胞の新陳代謝に寄与するようです。探せばあるもので、無塩味噌があることも分かりました。さすがに無塩醤油は見つけられませんでした。
他に梅干しの黒焼き、高価な紅豆杉茶(こうとうすぎちゃ)、酸素ナノカプセル水など、試せるものは可能な限り試しました。
水を毎日6リットル飲んでがんを治したという事例もあり、家内は相当量の水を飲み過ぎて水毒症みたいになった日もありました。とにかくできることを必死にやってきました。
食材以外では、郭林(かくりん)新気功というがんに有効な気功の実践です。こちらもがん経験者の方の紹介で入会しました。
入会後しばらくの間、コロナ禍のためZOOMでのリモートしか指導を受けられませんでした。基本指導を受けた後、毎日朝4時に起床して自宅近くで実践、休日は車で大きな公園に行って実践していました。
がん細胞は熱を嫌うということなので、体内を温めるため陶板浴(とうばんよく)にも行きました。ハイパーサーミアという温熱療法もありますが、病院からの紹介が必要のため、気軽に行ける陶板浴を毎週の習慣にしました。
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