
レバレッジという考え方
努力しているのに、成果が上がらない人
いつも、余裕があるのに成果が上がる人
この違いはなんでしょうか?
私は、レバレッジがかかっているか、いないかの差だと思っています。
レバレッジと聞くと、金融や投資について思い浮かべる人が多いかと思いますが、仕事・私生活・人間関係などに対してもレバレッジ(てこの原理)をかけるような方法があります。
たとえば、現在はインターネットの発展により、誰もが個人で情報発信や動画の配信をして、ひとつのコンテンツを世界中の人に届けるとこができます。
インターネットがない時代は、個人が情報を不特定多数に届けることが難しかったと思います。
今では、インターネット技術を根幹において、note・YouTube・x・インスタグラム・Facebookなどを通して、レバレッジが効きやすい状況になっております。
成果物:1に対して、1の成果ではなく、10人の人に価値を与えれば10倍の成果、100人の人であれば〇倍、1000人のであれば〇倍と複利的に効果が伸び続けていくことになります。
このような考え方・方法を、人生の各場面においても応用し、成果を上げていきましょう。
というのが、今回お伝えしたいことです。
それでは、本題に入ります。
もしよろしければ、今後もためになる記事を書き続けたいと思いますので、スキとフォローをお願いします‼
仕事のレバレッジ
仕事のレバレッジとは、誰かに働いてもらい仕事をおこなうこと・レバレッジがかかるような働き方をおこなうことです。
会社経営者の方が、人を雇って事業を拡大させる方法を思い浮かべると、イメージしやすいと思います。
このレバレッジのデメリットとしては、人に働いてもらうことはとても難しいという点です。
対応を誤れば、大きなトラブルに発展する可能性もあります。
人間関係が得意・人と関わって仕事するのが好きな人はいいかもしれません。
アルバイトの方を雇って、事務作業をおこなってもらい、自分はより価値の高い仕事に集中することも労働のレバレッジに該当するかと思います。
私の知り合いでは、フリーランスを20人~30人束ねて、案件を取るごとに処理はフリーランスの方に依頼するとやるような、非常に上手なやり方で金銭
的なリスクを抑えて、レバレッジを利用している人もいます。
私が、現職で活用してる方法としては、下記のようなことがあります。
・質の高い資料・メール文面を作成し使いまわす
・すべての細かい業務に効率化を考え、今後の動きを省力化する
↓
契約書作成は基本テンプレを作る、役所調査の回り方、業物契約時の準備してもらうメール文面から、何度もある場面は、ほとんどルーティーンを決めています。
・うまくいった事例・実績を資料化し、ブランディング
・インスタ・note等の情報発信で、存在を認知してもらう
・会社案内・業務説明の動画を作成し、お客様に提供
↓
何度も説明しなくてもいい。わかりやすい。使いまわせる。
・買取業者の方との良好な関係をつくり、スムーズに取引
・顧客リストを作成し、ワンアクション(ショートメール・メール・動画送信)等で接触する
・ほかの営業マンと協業して、案件に動いてもらう
・業務マニュアルをつくり、アルバイトさんに手伝ってもらう
↓
あまり種明かししたくないけど、1枚自分で質の高い手紙をつくって、アルバイトさんに手書きしてもらいます。
数か月ごとに手書きの手紙が届いたら、顧客からすると対応に困りますが、他社の営業マンより認知はしてもらえるのかなと思っています。
事務作業はロジックに従い、接客は熱意・独自性・人間性を全面に押し出すのが私の好きな仕事のやり方です。
昔、ある先輩が論理的な人は年間仲介手数料2000万円あげれる。
人当たりのいい人は年間仲介手数料2000万円あげれる。
両方できる人は4000万円あげれるといわれたことがあります。
当時は、新卒時代で、なるほどなーぐらいでしたが、今だとその意味がよく分かります。
ちなみに、その方は現在もトップ営業マンとして、第一線で活躍されていて、とても尊敬できる先輩です。
私自身、営業始めたてのころは、論理的・合理的に物事を考えたことが正解だと思い込み、そのまま論理的で人間味のない、アウトプットをしていました。
現在は、だいぶその傾向も改善されてきたんじゃないかと思います。
大きな転機でいうと、結婚して、子育ての経験が価値観の変化につながったように思います。
・読書をして、長期的に役に立つ情報を早いうちから整理しておく
・ほかの人がうまくいっている方法を学ぶ
・AI活用で、業務効率化(メール返信・資料作成・データ収集など)
↓
今後、この分野はとても大きな可能性があります。
事務的な作業は、AIが大部分代行可能ですので、業務はAIに任せて、面白いことをやっている人・独自性がある人・人とのつながり・オリジナル空間などの市場価値が上がってくると思っています。
ぶっちゃけた話でいえば、自分の取り組みや考え方を知ってもらい、長期的なブランディングをしたいという点も、このたびnoteを始めた理由になります。
一度書いた記事が永続的に誰かに読んでもられる可能性があると考えると、執筆中は退屈ですが、頑張れる気がしています。
子どもたちに読んでもらっても、恥ずかしくない文章・ためになるレベルの内容にしたいなと思いますが文章がうまくなるように練習したいと思います。
お金のレバレッジ
・不動産投資における、借入金
・事業に伴う運転資金
・株式投資における信用取引
このような、一般的によく想像されるレバレッジのタイプです。
資金・事業を適切に運用するスキルに対して、お金というレバレッジをかけることで、1の仕事に対する資金効率を高めます。
たとえば、1000万円を元手に1億円分の価値がある不動産を購入することは、10倍のレバレッジをかけていることになります。
そのため、運用に失敗した場合、大赤字になるケースも考えられますが、うまくいった場合、1000万円を現金のみで運用した場合と比較して、10倍の成果の違いが出ます。
(厳密には金利や融資手数料があるため、10倍とはなりませんが、わかりやすい説明のため、省略します。)
株式投資でも、自己資金の3倍までは通常信用取引でレバレッジをかけることができます。
株式投資の場合、株価の上下が激しいため、信用取引を利用する場合は、かなり余裕をもって取り組むことをおすすめします。
たとえば100万円が株式投資の元手の場合、20万円分まで信用取引でトレードをおこない、他の資金は現物投資するような方法です。
この場合、投資している株式を担保に信用取引をおこなうことも可能ですので、短期的に利益が出そうと思った投資先に信用取引を利用して、購入・空売りするという方法もあります。
(例)100万円分の株式保有→担保にして、20万円分は短期トレード
このようなことが可能です。
レバレッジをかけること自体が悪いわけではなく、運用能力がない人が大きな借金をして余力を超えた投資をおこなうことが一番危ないと思います。
また、年齢を重ねると、人生後半にとれるリスクはどんどん減少していきます。
逆にいうと、20代~30代は大きなリスクが取れる時期でもあります。
会社に勤めながら、与信力を活かした不動産投資や株式投資でもレバレッジがすでにかかった投資信託商品もあります。
会社勤めをしていて毎月給料が入ってくるということは、会社経営者・株主にそれ以上の収益が入っており、生活できないリスクは相当低い状況です。
逆に、自営業者・会社経営者・投資家は様々なリスクを負っていますが、その分うまくいったときの見返りも大きくなります。
このタイプの方は、本業に集中したほうが見返りが大きくなるため、株式投資への資金投入は最低限にして、事業に資金投入するほうがいいと思います。
他人の事業に投資するのか、自分でコントロールできる事業に投資するのかの違いになります。
かなりうまくいけば、株式上場やM&Aで莫大な資産を手に入れる可能性もあり得ます。
しかし、会社勤めのサラリーマンは事業リスクを取っていないため、収益性(給料)が低い代わりに安定を得ているような形式になります。
そのため、20代~30代のサラリーマンの方は、投資について学び、本業が安定している分、副業のリスク許容度を上げることで、総合的な収益性を高めることができると思っています。
年齢を重ねるにつれて、守るもの(パートナーや子ども)ができると大きなリスクは取りずらくなりますので、若いうちから貯金のみではなく、リスクをとってできる範囲から投資してみてもいいのではないかと思っています。
年齢を重ねるにつれて、リスク性の低い投資先へ組みかえていくことも可能です。
また、私は不動産業をやっていますので、ポジショントーク的に聞こえてしまうかもしれませんが、サラリーマンと不動産投資の相性はよく、おすすめです。
不動産投資に関しても、悪徳不動産投資会社にワンルーム買わされるたり、相場よりかなり割高な物件を購入してしまった。
このようなケースには注意が必要ですが、うまく投資できれば、安定的な収入源になるのも事実です。
また、日本は少子高齢化が今後急激に進むのは避けようがない事実です。
しかし、少子高齢化が起こると、地方の不動産は価値が下落していくケースが多い(田舎の都会・駅前などは別)ですが、逆に都市圏に人が集中して集まり、価値が上がる現象が起こると考えています。
そのため、長期的な人口統計データを活用し、出口まで見据えた事前の計画が重要になります。
逆に、どのエリアでも相場より極端に安く買える場合、だれでも欲しがりますし、都心部だと、相場を度外視してうれるケースもあります。
おおきな人口減少の流れは間違いないですが、それだけを盲信的に信じて、不動産投資はしないと決めつけてしまうのは、可能性を狭めてしまうように感じます。
昔から、「衣・食・住」は必要といわれていますので、生活に欠かせないものとして間違いないでしょう。
逆に現金の価値はドル・円の通貨含めて何百年も下がり続けています。
下記の図をご覧ください。
アメリカのデータですが、日本でもどの国でも先進国は同じような図式となっています。

簡単にいうと、不景気になれば、現代は簡単にお金を国が刷ることができますので、このような現象が起こっています。
貯金しかしていない場合、日本円に投資している状況と考えることもできるため、商品を買おうをしたときに昔は1000円で買えたものが1500円→2000円と、どんどん値上がりする状態をインフレーション(現金価値は下がり、商品の値段があがる状態)に対抗すること難しくなります。
このような経済の流れを、金利を上げたり(お金が借りるコストが上がり、景気が冷え込む。代わりにインフレなどの抑制につながる)
金利を下げる(お金を借りすコストが下がり、景気がよくなる。代わりにインフレ方向に向かう)ことによって、国は経済状況を調整しようとする仕組みになっています。
2025年現在は、これまでで、史上最低の金利になっていますので、今後は金利を上げる方向に進むといわれています。
そうなると、さきほど説明したように、景気が冷え込む可能性・金利上昇による借入負担額増大などのリスクもありますので、そのあたりのリスクも含めて考えて投資をおこなうほうが良いと思います。
そのため、各資産に分散投資がおすすめです。
株式・債券・不動産・事業・仮想通貨・時計・ワイン・ブランド品・美術品・NFTなど
分散して投資しておけば、仮にどれかが失敗して0になってもほかの資産は価値を保たれるという風にリスクヘッジが可能です。
私の考えでは、現金を上記のような資産で分散所有しているほうが、安心という感覚になっています。
現在の現金は金本位制度も崩壊し、価値が落ち続ける流れは続くと予想しています。
それでも現金が安心という方は、日本円だけでなく、ドルやユーロに一部替えておくと、世界的な通貨価値は保ちやすいかなと思います。
現在は、世界中から商品を輸入・輸出して成り立っていますので、現金のみ所有で、生活維持コストが上がるのをじっとしておくのは、リスクが高いと感じます。
ただ、お金を増やすことがすべてではありませんので、なにに価値見出すかは人それぞれだと思っています。
新時代のレバレッジ
現在は、過去にないレバレッジをかけやすい時代に突入しています。
それは、費用ゼロで複製できるデジタル上の商品です。
たとえば、
・プログラミングコード
・インターネットメディア
・アフィリエイトサイト
・デジタルブック
・デジタル漫画
・SNS全般
これらは複製コストが0に近いにも関わらず、銀行からお金を借りる必要もなければ、誰かを雇う必要もないため、自分がやる気になれば、スマホやパソコンで誰でも自発的に始めることができます。
そのため、一人でも多くの方に価値を届ける、レバレッジをかけることができる時代になりました。
「コストがかからず、複製できる」
これほどリスクがない方法は少ないかと思います。
YouTuberなどもこの方法に該当します。
ひとりで動画撮影して、何十万人に動画を視聴してもらい、大金を稼がれている方もいらっしゃると思います。
誰の許可なしに、始めることができますので、レバレッジをかけることが簡単になりました。
一度記事を書いたり、プログラミングコードのシステム開発ができれば、自動的に収益化する可能性や収益につながらなくても、自身の認知につながるため、24時間代行で働いてくれるようなものになります。
不動産の賃料収入や株式投資の配当金も同じようなストック収入となりますので、私は、ストック収入を増やせるような仕事のやり方を重視しております。
大学生のときは、ブログアフィリエイトなどをやっており、少額ですが、定期的に収入がありました。
現在は、不動産賃料収入・株式配当金などのストック収入がありますが、今後は、価値のある情報の提供などを通じて、外部に対する信用をつけていきたいなと考えています。
そのためには、
・仕事仲間は裏切らない
・嘘をつかない
・自分の利益が少なくても情報提供してあげるなど、人として当たり前のことですが、長い目でみると、自分の気持ちもよく、いいルールだなと思っています。
目先のお金にとらわれて、かっこ悪い行動をとると、評判が広がり、負のスパイラルに突入します。
自分だけ利益を得るのではなく、関わる人に利益を得てもらって、気持ちのいい稼ぎ方をしたいと思っています。
きれいごとですが、そのためには、能力や人間性を高めていくしかないのかなと思っています。
きれいごとで稼げるように頑張りたいと思います。
話がそれましたが、時間を切り売りする稼ぎ方ではなく、長期的に信用が積み重なる稼ぎ方のほうが、私は好みです。
不動産売買がいい点は、同じ労力にも関わらず、報酬に何倍もの開きがある点です。
不動産売買におけるレバレッジ
不動産売買仲介はレバレッジがかかった仕事だといえます。
3億の物件だと両手取引で約2000万円(税込)程度の仲介手数料ですが、3000万円の物件の場合、約200万円(税込)の仲介手数料となります。
10倍差となりますが、業務内容に10倍の差があるかといわれると、そんなことはないと思います。
3億の物件をまとめるほうがよくて、2~3倍の労力ではないでしょうか。
また、物件によっては、安い物件のほうが築古であったり、設備故障トラブルが多かったりするので、下手すると高額物件以上に労力がかかる可能性があります。
そのため、私は不動産売買仲介業では、高単価物件を積極的に狙うようにしています。
上記のレバレッジの効き方を理解していれば、同じ業務内容で成果に開きが出るためです。
1年間で違いはでないかもしれませんが、意識的に単価を上げることに取り組んで、数少ない高額案件に積極的に取り組んでいると、高額案件が買える層のお客様とつながったり、別の富裕層を紹介してもらえたりと、つながっていきます。
働く環境によっては難しいかもしれませんが、こちらもレバレッジをかける考え方の一例です。
買える人とのつながりがあれば、電話1本で話が即決ということもあります。
これほど、レバレッジが効く仕事も珍しいように感じます。
現職で、仲介をやる限り、高額物件の取引には注力していきたいと思っています。
年明けて間もないですが、数億の商業地を2件販売・〇億の土地の売却相談・〇億のマンション案内など、理想的な展開になってきています。
もちろん、上記のような物件ばかりではありませんが、意識的に取り組まないと高額帯の案件は取り組めないように思います。
経験や高額案件の取り扱い実績はお客様にとって信頼できる判断材料のひとつになります。
20代で仕事の基礎固めはできてきたように思いますので、30代は発展できるように取り組みたいと思います。
また、買取業者の立場からみると、信頼できる仲介担当者とのつながりは仕事のレバレッジとなります。
仲介業者と仲良くなっていれば、定期的に条件のいい買取案件情報がくるようになりますので、買取・転売を繰り返すことができれば、人脈に対して、レバレッジが効きやすい仕事です。
また、買取の場合、お金は銀行から借りるため、金融的なレバレッジを効かせることもできるため、自分の判断能力をレバレッジを効かせて増幅させる効果もあります。
リスクはつきものですが、少人数で人脈や融資を活用して、大きく稼いでる不動産会社のひとり社長は世の中にたくさんいらっしゃいます。
そのようなことからも、レバレッジが効く商売といえると思います。
将来的には、不動産買取業にも興味があるので、仲介業者の同業の方はぜひ仲良くしてください。なんでも質問・コメントおっけーです。
今後もためになるような記事を書きたいと思いますので、スキとフォローをぜひ、お願いいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。