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14.病院でのリハビリの限界

こんばんは。
今日は私が常々感じている病院内でのリハビリの限界の一つを綴ります。

病院でのリハビリ

多くの病院で、リハビリは決まった時間、朝の9時から夕方の5時ごろまでではないでしょうか?また、リハビリ室(理学療法室)などの名前の場所でされていると思います。
特徴とすると
1.理学療法士とマンツーマン
2.整備されたリハビリ室
3.安全を守られた中での移動
4.日中の明るい中で動く
5.リハビリするぞという意識でやってる
6.リハビリが終わると優しい看護師?さんが待ってる
7.日々良くなる(ある程度多くの方)

実際の生活

1.1人で動く
2.家の中の様々な段差、屋外などのバリア
3.自分を守るのは自分
4.昼だけでなく夜寝ぼけた中でも動く
5.同時課題が多い、意識の向ける先が多い
6.だれも褒めてくれない?
7.日々の変化が分からない

などなど対比してみると違いがあります。


リハビリテーションの語源

ハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」、「本来あるべき状態への回復」などの意味があります。つまり、リハビリ室で行っているものは、本来のあるべき状態に戻る準備であって、その先がありますね。

最近思うこと

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士はどちらかというと、患者さんのパフォーマンスの良い時間を見ることが多いのでしょう。
夜寝る前、薬を飲んで寝た後、疲れきった時、仕事帰りの夜道、運動も認知も判断も落ちている時があります。我々もそうです。
気持ちの変化がパフォーマンスに影響することも。
病院だけでのリハビリには限界があります。
もっと外に出る、24時間を考える。そんなセラピストがより求められる時代になるのでは?
オンラインで24時間リハビリ指導なんかもありですね。noteを通していろんなことを考えていきたいものです。

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