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イタリアに来て1週間
こんにちは、のぐちです。
イタリアに来てからあっという間に1週間が経ちました!
7回目のイタリアですが、やっぱりいつ来ても嬉しくなるイタリアです。
この1週間で何をしていたのか、何を思ったのか、記録としてここに書きます。
これは夢か?現実か?
今回は3年間の大学に通うということで、片道切符でイタリアにやってきました。これまでの語学学校の留学だったら、あと1週間とか、あと1ヶ月とか、期限が決まっているものの、今回はそれよりもはるかに長い。終わりがだいぶ先にあるので、イタリアに根を下ろして暮らしている感があります。
と同時に、この無限に続いていきそうなイタリア生活が本当に現実なのか、いまだに信じられません。会社を辞めてイタリアにいるのも不思議な感じです。
昨日もバスで高速を走っていたのですが、車窓から外を眺めた時に「ここ日本の高速じゃなくて、イタリアの高速か…」ってなりました。
Xでもつぶやいてますが、「これが人生かぁ…」とふとした瞬間に感じます。
10年前は新橋で呑んでたのに、10年後はイタリアで呑んでる。まじで人生何が起こるか分からんな pic.twitter.com/Jwhutxwiff
— 30代のイタリア留学🇮🇹 (@nogu_italodisco) September 10, 2024
※大学の授業が始まったら、授業に追いついていくのが大変でそんなこと考える暇はなくなるでしょうが。笑
シエナは素晴らしい街
街全体が世界遺産になっているので、とにかく何もかも美しいです。煉瓦造りの建物を眺めるだけで歴史を感じ、中世にタイムスリップしたかのような感覚になります。
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![](https://assets.st-note.com/img/1726144664-Ro8Zu6FVUkgB51SXfN4tniEI.jpg?width=1200)
なお、中世の歴史的建造物がそのまま残っているので、自分が住んでいるアパートは築500年です。
日本で築500年とかいうと相当ヤバい感じに聞こえますが、シエナでは築500年の建物は恐らく普通です。全然住めるので、それもまたすごいです。
滞在許可証の申請
イタリアに長期留学する学生にとって、最初の関門と思われる滞在許可証の申請をしました。
滞在2日目に最寄りの郵便局でキットを受け取ったものの、大学へ入学手続きに行ったら、学生課の担当者が滞在許可証の申請書類を全て代筆してくれました。
※大学にも滞在許可証のキットを常備しているようで、入学手続をしている最中に勝手に進めてくれていました。笑
その後は自分でmarca da bollo(収入印紙)を購入し、郵便局の窓口で申請を済ませることができました。
警察署のアポイントはなんと…5ヶ月後!
それまでは申請受付の紙切れを無くさないように気をつけます。
![](https://assets.st-note.com/img/1726149740-cuYpbVyjXmkz5C6UOQPDdMaS.jpg?width=1200)
街中が最高の学習環境
街を歩いたり、バスや電車に乗っている時、常にイタリア語が聴こえてくる環境はやっぱり最強だなと思いました。
バスで隣のおばちゃんが電話してたら、その電話をとても注意深く聞いてます。
※フィレンツェのシニョーラが「ドメニハ(domenica)」と訛っていたのは衝撃的でした
街中で見かけるイタリア人を観察して、
「こういうシチュエーションでこの表現を使うのか〜!」
といった具合に勉強しています。
これまでインプットしてきた単語やイディオムが、常に街中でアウトプットされているので、それを見て・聞いて再び記憶にとどめています。後は、自分がマネしてアウトプットすれば完璧です。
イタリア語を話す機会が少ない
前述の通り、イタリア語を聴く機会はかなりあるのですが、逆に話す機会はまだ少ないのが現状です。
大学の授業が9月末に始まるので、「どのコミュニティにも属していない」=「社会的なつながりが無い」=「イタリア語を話す機会がほとんど無い」という感じです。
日常的にイタリア語を使うのは、シェアアパートのオーナーやスーパーの店員ぐらいです。
その他で関わりがあるのは、郵便局で仲良くなったトルコ人とルームメイトのフランス人ぐらいですが、彼らはイタリア語をほとんど喋れないので、自分が苦手な英語でなんとかコミュニケーションを取っているという状況です。
自分がイタリア語をアウトプットしない限り、イタリア語は上達しないと思っているのでこの状況をなんとかしたいところ。
節約のためにバールなんかもほとんど行ってないのですが、イタリア語の練習やイタリア人と関わるという意味では、行かざるを得ないのかもしれない。
いずれにせよ、自分から外に出ていくしか無いですね。
次に更新するまでに何か良い報告ができるように頑張ります。
イタリアのスマホSIMを契約
到着後はバタバタすると思ったので、最初の1週間分だけは日本でeSIMを買っていたのですが、期限切れ間近だったのでイタリア用のSIMを買いました。
ローマ留学中に知り合ったイタリア人に「iliad」というキャリアをオススメされ、街中で契約してきました。
イタリアのスマホ代金
— 30代のイタリア留学🇮🇹 (@nogu_italodisco) September 10, 2024
・200GB(5G対応)
・電話かけ放題
・SMSし放題
で、なんと月々9,99€(≒1,575円)
回線の契約とSIMの発行は、この機械で10分もせずに終了。便利ですねー pic.twitter.com/eA8UNtgKZs
めちゃくちゃ安い価格ですが、口コミによると電波が良くないところもあるそうです。5G対応していますが、昨日フィレンツェに行ったらずっと3Gだったのでびっくりしました。笑
自分が普段住んでいるシエナでは全然5G入るので、ちょっと様子見をしつつ、生活が不便になるようだったら他のキャリアに変えようと思っています。
6年ぶり4度目のフィレンツェ
2018年ぶりのフィレンツェに行ってきました!
(前回のフィレンツェは、1週間の語学学校留学でした)
久しぶりのフィレンツェはやっぱり綺麗でした。
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また、Xのフォロワーさんのおかげでとても楽しい時間になりました!
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なお、シエナからフィレンツェは、行きはバスで1時間15分、帰りは電車で1時間半でした。
これまでは飛行機で何十時間もかけて訪れていたフィレンツェが、日帰りで行ける世界線にあるんだなと思うと、またなんか不思議でエモい感じになってしまいました。
幸せの沸点が低く、満足度が高い
今のところ幸せな日々を過ごしています。
シエナは坂が多くて歩くの疲れるし、最寄りの駅まで30分近くかかるし、日本のようなコンビニもない。また、アパートの部屋にはエアコンはないし、バスルームは共用だし、もちろんバスタブもウォシュレットもない。
けれど、その不便さを上回る幸福がここにはある。
イタリアでイタリアのビールを飲んでいる(=自分がイタリアにいる)というだけで、なんだか幸せな気持ちになるんです。
一日の終わりにイタリアのビールを飲むだけで幸せ。イタリア生活、幸せの沸点が低くて、満足度が高い(今のところ) pic.twitter.com/hHY5F3Wuqe
— 30代のイタリア留学🇮🇹 (@nogu_italodisco) September 11, 2024
たった1ユーロのビールで幸せになれる世界線、コスパ良すぎて最強ですね。
おわりに
はい、ということで概ね順調のように思えますが、ひとつだけ問題点があります。
それは、便秘ということです。
前回のローマ留学に続き、やっぱりなってしまいました。。
日本にいるときはパンやパスタをほとんど食べないので、食生活と住環境がガラッと変わって体が適応できないのですかね…
今回はローマ留学の反省を生かして、ビオスリー(整腸剤)30日分と便秘薬12包を持ってきてますが、ビオスリーがイマイチ効いている感じがしない。
便秘薬は最終手段なのですが、今日ついに飲んでしまいました。
お腹さえ調子が良くなれば、もっと快適に幸せに過ごせると思います。
最後の締めがこんな話で申し訳ないですが、海外留学する方は整腸剤と便秘薬を絶対に持っていってくださいね!
それでは!Arrivederci!